ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

熊本旅行に行ってきました。【1日目】

昨年に引き続き、オリンピックの関係で生まれた7月の4連休。

梅雨も明け気温はかなり高くなっているが、そのぶん家の中で引きこもって過ごすのは勿体ない!

 

ということで、久しぶりに1人で九州ドライブ旅を決行。

温泉に史跡探訪にご当地グルメ。気になる所を気ままに巡る。

しかし、そんな中まさかのトラブルに見舞われてしまった…。

 

1日目 福岡巡り

12:00 八幡製鉄所

山口を出発し、最初の目的地に到着したのは昼ごろ。

高速は使わずに下道で車を走らせたので、時間が掛かったがそれもまた一興だ。

ちなみに、下道を使うのはETCカードを持っていないから。

 

まず訪れたのは八幡製鉄所

北九州には何度か来ているが、教科書にも載っている八幡製鉄所を訪れていなかったことに先日はたと気づき訪問することにした。

 

場所は新日鉄の敷地内にあり、旧・事務所の見学スペースが小さいながらも設けられている。

 

そこでは、建物内の映像が観られるタブレット端末とオジさんガイドの解説を受けることができる。

 

「なぜ八幡の地が、最初の本格的な製鉄所として選ばれたのか」といった基本的なことや、現在の八幡の状況といった豆知識的なことも聞くことができた。

 

簡単にまとめると、八幡の地が選ばれたのは

  1. 近くの筑豊で燃料の石炭がよく採れたため
  2. 海運が近くて、すぐ輸出できたため
  3. 災害が少ないため

などの理由があったそうだ。

 

ちなみに、いまの八幡では製鉄はしておらず、全国の電車・新幹線のレールを作っているのだという。

 

一応、八幡製鉄所世界遺産にも登録されている。

日本の近代化の先駆けとなった八幡製鉄所。歴史の一端を垣間見ることができて大満足である。

 

その後、ガイドさんに教えてもらった高炉跡に寄るなどしつつ、足早に北九州市を後にした。

 

15:00 王塚装飾古墳

次に向かったのは久留米方面。

やはり遠路はるばる来たからには、ご当地グルメは押さえておきたいところ。

とはいえ、下道でずっと行くのは疲れるので時折りGoogleマップを見つつ面白そうなところを探すことにした。

 

 

そうして面白そうな休憩場所を探していると、ふと九州の北部では装飾古墳が有名だったことを思い出した。

さっそく調べてみたところ、ちょうど車で5分で行ける距離に王塚装飾古墳というものを発見!

 

そういえばテレビで取り上げられていたのを見たことがある。

ナイス、自分!よく思い出した。

歴史好きとしては押さえておきたい名所ではあるので、早速向かうことにした。

 

施設内はがら空き。

せっかく4連休に古墳なんぞを観に来る人がいる訳もなく、閑古鳥が鳴いていた。

 

しかし、その分ゆっくりと観て回ることができた。

2年ほど前に、奈良の高松塚古墳キトラ古墳にも訪れているので有名な装飾古墳は制覇できたと言えよう。

王塚古墳を中心をした古代の歴史的背景を知ることができた。

 

17:00 高良大社

ようやく久留米に到着。

朝から何も食べていないので、そろそろ腹ごしらえをしたいところではあるが、日が沈む前にもう一か所行きたい場所を見つけた。

 

それが高良大社

山の上にあり、かなり眺めが良さそうだ。画像で見た感じ、参道の雰囲気も良さげ。

 

山道を登っていると、やたらバイクの排気音が聞こえて来る。

どうやら地元のバイク乗りのツーリングロードとなっている様子。

道路がくねくねしてるからスリリングで面白いのだろうか。けど、少しうるさい。

 

そうこうしているうちに、神社前に到着。

100段くらいある階段をさらに徒歩で上っていく。

年寄りはかなり大変だと思うが、一応スロープカーとかいうやつが併設されている。とはいえ、自分が訪れた時間帯は既に営業終了していた。

 

階段を上りきり後ろを振り返ると、遠くまで広がる筑紫平野を一望。

そこには、夕陽に照らされ金色に輝く街並みが広がっていた。

もし地元だったら、自分の家探しなんかして楽しめるんだろうな。

 

その後、境内を少しぶらぶらと探索。

神鶏と書かれたヒヨコを見つけたり(高良山を舞台にした昔話に由来しているらしい)、竹の幹が突然変異によって黄色くなったと言う珍しい竹林を見たりした。

 

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19:00 久留米ラーメンとムツゴロウ

ここでようやく昼食。というか、夕飯。

 

ご当地グルメである久留米ラーメンを食べた。

豚骨スープが麺に絡まり、大変おいしく頂いた。

 

しかし、まだ食べ足りない。

さらに足を伸ばして目指すは柳川。

 

伯母から以前聞いた、ムツゴロウが食べられる飲食店へと向かった。

 

たどり着いたのは、夜明茶屋というお店。

有明でしか獲れないような珍しい魚を食べられのだという。

しかし、訪ねたのは20時頃。

店内は居酒屋としての雰囲気が漂っており、酔っ払いたちが楽しそうに酒を酌み交わしていた。少し肩身が狭い。

 

そんな中で、ひとり珍魚を注文する自分。

店員さんには言うまでもなく、変なやつって思われただろうな。

珍魚を食べに来たつもりが、実は自分自身が一番珍妙だったという皮肉。ミイラ取りがミイラになる的な?

 

と、いいつつも1人行動はもはや慣れたもの。

さっそくムツゴロウの甘露煮とエツ南蛮漬け、マジャク唐揚げ、アサリの味噌汁を注文した。エツとマジャクは聞いたこともない名前だが、有明海で獲れる魚介類だという。

よく分からんけど、珍しいし面白そうなのでチャレンジしてみることにした。

 

まず出されたのは、エツの南蛮漬け。

ふむ、まあ普通に美味しい。

 

次に来たのがお待ちかね、ムツゴロウの甘露煮。

醤油で煮付けられているせいか全身真っ黒で、まるでエイリアンだ。

ちなみに、有明地方ではワラスボという魚の方がエイリアンと呼ばれているらしい。そっちは今回頼んでない。

 

ムツゴロウの味は悪くない。

が、そもそも体が小さいため身は少なく、骨が多い印象。その割に骨が硬い。

わざわざ食べるような魚ではなさそうだ。

 

次に来たのがマジャクの唐揚げ。

マジャクは「ヤドカリの仲間」だという説明がメニューに書かれていたが、エビの唐揚げといった感じ。

マジャクのもつ風味が口の中に広がって、とても美味しい。今回頼んだ中では一番好きかも。

 

最後に頂いたアサリの味噌汁は、普通に美味しかった。

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22:00 ウサギがいる道の駅

ムツゴロウたちをお腹に収めて、少し柳川の街をぶらついた後、大川温泉というところに向かった。

モール泉という珍しい温泉らしく、興味を惹かれたので行ってみることにした。

 

施設内は南国風な雰囲気で、少し面白い。

お湯に浸かった感じだけだと、どこがどう凄いのかいまいち分からなかったが、今日一日動きっぱなしだった身体を癒すことができたように思う。

 

 

そして、初日最後に向かったのが道の駅おおき。

宿は予約してないので、必然的に車中泊をすることになる。

ということで、Googleマップで寝床を探していると面白そうなクチコミを発見したので、すぐさま直行。

 

車を駐車場に停めて、少しぶらついてみるとウサギが数匹野放しにされていた。

 

ウサギたちは眠そうにしながらも、芝生の草をむしゃむしゃ食べている。

驚かさないように、ゆっくりとしゃがみながら近寄り背中を触れると、すぐに1〜2メートル先まで逃げてしまう。

 

そんなふうにウサギとミニ追いかけっこしていると、地元のオジさんが話しかけてきた。

 

オジさん情報によると、道の駅の館長がウサギの世話をしており、ほかに白子・黒子と名付けられたヤギもいるらしい。

 

普段ウサギがどんな風に過ごしているのかといった、たわいも無い話をしつつ夏の夜風を感じた。

 

少しの間ウサギと戯れて、眠くなってきたので就寝。

アリスじゃないが、夢の世界へと誘われた。

 

とりあえずウサギが可愛かった。

実家に戻ったらウサギ飼いたい。

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納豆とお酢が意外に合う話。

【7/12朝礼ネタ】

先日、インスタを見てると「納豆と一緒に食べると美味しいもの」という記事を見つけた。

自分は納豆が好きで、毎日のように食べているので早速チェックしてみることにした。

 

その投稿記事で、紹介されていたのは納豆に混ぜると美味しいもの。

キムチや玉子、メカブなどなど。

そこで紹介されているものの多くは、自分ですでに試していたり、あるいはまだ食べたことはないけど確かに美味しそうだなと思えるものだった。

 

しかし、唯一「これはないやろ」と思うものが紹介されていた。

それがお酢

納豆とお酢が合うとは到底思えなかった。

 

そんな思いを抱きつつ投稿を読み進めていくと、驚くことに「お酢が一番オススメ」と書いてあった。

一番ナイと思ったものが、一番オススメというのも皮肉なものだ。

とはいえ、そこまで言われると逆に試してみたい気もする。

 

よって、試してみることにした。

いきなりお酢をぶっかけるのも怖いので、まずは納豆に付いてくるダシ醤油に少し混ぜてみる。

 

・・・意外と美味しい。

最初は「ん?」って思う部分があるものの、こういう味だと思えば悪くない。

むしろ、味にアクセントがついてよいかもしれない。

 

 

これを機に感じたこと。

先入観や偏見で行動を起こさないのは勿体ない。

やはり、常識に囚われすぎると行動に移しづらいものだ。

そうなると、新たな発見をすることもない。

 

 

ちょうどTVでアサヒ飲料を特集している番組を視聴した。

設立以来の苦難をいくつか取り上げていたが、最近でも危機的状況があったらしい。

言わずもがなコロナショックである。

業務用ビールの売上ががくんと落ちたという。

 

そこで、発想の逆転。

お客がお店でビールを飲めない分、家でそれを疑似的に体験できるように「生ジョッキ缶

」というものを発売。

発売休止になるほど大ヒットしたのだそうだ。

 

普段あまりビールを飲まないので知らなかったのだが、缶ビールは泡を出さないのが業界内の常識らしい。

これは噴きこぼれを防ぐもので、泡を発生されることはタブーとされる。

 

しかし、今は店のジョッキでグビグビっとビールを飲みたいという世間のニーズがある。

そこに目をつけて泡の出る缶ビールを開発したという。

 

まさに発想の転換

しかも、それを開発したのが「ビール開発部門」ではなく、5人しか所属していない「缶の開発部門」だというから驚きである。

固定観念に縛られていないからこそ、思い浮かんだのかもしれない。

 

ニーズさえマッチすれば、常識なんてすぐに変わるということの証左である。

 

なんにせよ、価値観や常識に囚われすぎるのも良くない。

周りと同じことをしているだけでは、差別化できない。

最近、マーケティングを学んでいるのだが、そこにも同じことが言われている。

 

そして、それは個々人においても同様。

他人と違うからこそ魅力的だし、話していて面白い。なにより味が出る。

他人とは異なる、面白いことを見つけてどんどん挑戦することで、より充実した人生を送っていきたいものだと感じた。

 

 

ちなみに、最初の納豆の話に戻るが、インスタ記事には続きがあって「お酢だけを納豆にかけて食べるのもオススメ」と書かれていた。

後日そっちも試してみた。

が、残念ながらあまり口に合わなかった。

やはりダシがほしい・・・。

2、3口だけお酢納豆を食べて、あとはダシ醤油を加えて混ぜて食べた。

 

なにごとも程々が一番、という教訓も得られた。

WEBマーケティングについて少し勉強した件。

【7/5朝礼ネタ】

数か月前の話のなるが、自作した会社のHPにアクセス解析ができるツールを設置してみた。

その結果、とあるページへのアクセス数が高いことが分かりリニューアル版をリリースした。

 

そして、問い合わせが増えた

・・・と言いたいところだが、まったくと言って効果が見られなかった。

 

そこそこ頑張って見栄えのするページを作ったはずなのだが(泣

仕方がないというか、悔しいのでWebマーケティングについて書かれた本を何冊か読むことにした。

 

そうすると、やはり共通して書かれている部分も多く、なかなかに参考になる部分もあった。

そこで備忘録がてら、ここに書いていこうと思う。

 

 

まずWEB制作を始めるうえで大前提となる要素がある。

 

一つ目は、独自性・専門性。

自分が外食したり買い物をしたりすることを想像すると分かりやすい。

例えばラーメンを食べに行きたいとする。

食堂やバイキングでもラーメンは食べられるが、大抵の人はラーメン屋さんに行くと思う。

言い換えればラーメン専門店。

ラーメンを食べたいという目的がある以上、その道のプロを訪ねたいと思う人がほとんどだろう。

そのなかで、この店は魚介スープにこだわっているとか、麺に特徴があるとかをチェックしつつ店選びをしていく。

 

ネットの世界でも同じことで、いかに競合他社と比べて優位性をアピールできるかが肝要なようだ。

似た理由で、WEBサイトでは「安くて特徴がない」ものを売ることは不向きだという。

 

自分の会社の強みや得意分野を明示することで、はじめてお客の目に留まるということだ。

そのためにはしっかりと自己分析をする必要があるといえよう。

 

 

2つ目に大事なのは、「問題解決してくれるかどうか」。

とある本によると、WEBサイトは大きく2つに分けられるのだそうだ。

物販か問題解決型か。

 

物販とは楽天Amazonのような、いわゆるECサイトと呼ばれるもの。

それ以外の大半は「問題解決型サイト」に分類されるのだそうだ。

 

ネット検索をしている人のほとんどは、先ほど書いた通り何らかの目的を持っていることが多い。

そして、その目的は悩みや課題の解決方法探しだったりする。

 

そんなサイト閲覧者が、その悩みを解決できるサイトを発見すれば自分からアクセスしてくることになる。

つまり、理論上はコンテンツさえ整っていれば客側から勝手に問い合わせてくれるはずなのだという。

 

 

そこで、自分が作ったサイトを振り返るとアクセス数はあまり高くないし反応率も悪い。

あってないようなサイトである。

存在価値のあるサイトを作るためには、もっとコンテンツを充実させアクセス解析をしっかりと行っていく必要がありそうだ。

 

マーケティングについての知識は全くといってないなか、反応率を高めていくのは難しいだろう。

しかし、少しずつ改善を重ねていく中できっと良い効果が出てくるに違いない。

 

半年後には、月に数件は問い合わせが来るように自分なりに努力していきたい。

ワクチンって結構リスキーやんって話。

先日、ジモティで知り合った人と博多まで行った。

その人は同い年のSさんって女の子で、なにやらネットワークビジネスをやってるらしかった。

 

特にそれ自体に興味はなかったのだけれど、博多でちょっとした講演会があるから一緒に行かないかと声をかけられたので参加してみた。

山口から総勢9名で、車2台を使って博多へと向かうことになった。

 

講演会では、そのネットワークビジネスをやっている社長が前に出て講演を始めた。

基本的には「お金持ちになるにはどうすればいいか」という話を中心に当ビジネスの良さをアピールするような内容ではあったが、それなりには勉強になるものだったようには思う。

 

その中で、コロナについて言及する場面があった。

メディアは必要以上に不安を煽っていると。

いろいろと客観的なデータを交えつつ、現在のコロナ状況についても解説してくれた。

 

 

少し話はずれるが個人的にワクチンを受けたいとは思わない。

副作用が強いともっぱら言われてるのに、わざわざ体調を崩してまで受けたくはない。

 

そんななか講演会を通して、データを見れば様々なことが分かってくるということを感じた。

そこで、感染リスクと副作用が出るリスクのどちらが高いのかを自分で調べてみた。

 

とりあえずネット検索したら、自分が濃厚接触者になってしまったとしても、実際に感染するリスクは5%ほどなのだそうだ。

感染率については諸説あるものの、発生から一年半が経った現在ではそういうことになっているらしい。

 

事実、厚生労働省が出している情報によると、山口県での感染率は10万人あたり2人ほど…つまり約0.2%ということになる。

うち重症化する確率も約0.2%…。

もはや宝くじレベルのような気もする。

 

 

次にワクチンを打って副作用が出る確率だが、前提として医療従事者を中心に100万人以上が既にワクチンを接種しているらしい。

 

そのうえで出されたデータによると、20代で発熱した人は約半数。

倦怠感など軽い症状も含めば8割にも上るという。

リスクでしかない。

 

うちの親はそれでもワクチンを打つべきだと言っていた。

保険的な意味で打つべきなのはわからなくもないけど、リスキーすぎへんか?

 

大事なのは、自分で考えること。

メディアに煽られて盲目的にワクチンを打つのは愚かだ。考える事を放棄している。

 

考えた上で行動を決めるのは結構だが、何も考えずに周りに流されてちゃタダのアホだ。

そういう意味では、自分の人生に責任を持ちたいと思う。

 

 

ちなみに、冒頭に話した講演会のあとは博多ラーメンを食べたり、カフェったり、バッティングセンターで遊んだりとなかなかに楽しい時間を過ごした。

たまには、皆んなとワイワイするのも悪くない。

100投稿突破!あれから1年経ったんだなって話。

先日、ホタルを見に行った。

家から30分ほど車で走った先にホタルが大量に乱舞している姿を見られるスポットがある。

 

山口に来てから毎年のように伯母と来ていたが、今年は山口で知り合った友人と見に行くことになった。

季節に応じて何かを見に行くのは、なんとなく好きだ。

少し年寄り臭い気がするが、そういうイベントを通して一年という時間の経過を確認することができる。

男同士ではあるが、3月にもその友人と萩に椿を見に行ったりした。

本音を言うと、女子友達がいれば一緒に見に行きたいところではある。

 

 

今年ももう6月。

思い返せば1年前、けっこう辛かったなと思う。

 

udzulla.hatenadiary.jp

 

前職の鬱々とした時期が長くて、去年の今頃は妙に落ち着いていたような気がする。

もしかしたら良くも悪くもストレス耐性がついていたのかもしれない。

けれど、今考えると相当なストレスだったと思う。

 

そりゃ当然だ。

自分なりにまじめにやっていたのに、クビにされかけたのだから。

親に相談しても「自分で決めなさい」と言われ、説教じみたことを言われるばかり。

仕事に対してそこまで意欲的でない以上、どうしても居続けたいわけがない。その必要性もない。

親の言い分も分からなくもないとはいえ、「自由」は特に残酷だと感じた。

 

そんななか、自分がまだ山口にいるのは従兄弟がくれた一言がきっかけだともいえる。

リップサービスかもしれないけれど、自分が必要とされていることを教えてくれた。

自分の存在意義に疑問を持った状態で、その組織に属することはできない。

嘘でも自分の必要性を感じさせるような温かい言葉をくれた彼には感謝だ。

 

加えて、たまたま大学の友人たちとLINEで会話できていたのも精神的に良かったのだろう。

当時は、コロナが出始めて皆が外出自粛モードになっていた頃。

オンライン飲み会と称して週一で電話をしていた。

仕事の話は一切しなかったけど、気軽に会話できる人間が周囲にいなかった当時は無意識にでも心安らぐ時間を過ごせていたのだろうと思う。

陰ながら感謝したい。

 

 

いまは自分なりに小さな目標ができたので、それに向かって頑張れている。

一応、予定では二年もしないうちに地元に戻りたいとは思っている。

それまでに自分のできることを少しでも増やしておく必要がある。

 

勉強しないとと思いつつ、ついつい言い訳してあまり進まないが少しずつでも成長していきたいものだ。

 

100投稿突破という記念すべき回なのに、若干鬱っぽい記事になってしまったのは否めないが、一度過去を振り返ることも大事だ。

ある意味で反骨精神をもって、残りの時間を有意義に過ごしていきたい。

今更ながら「ボヘミアン・ラプソディ」を観た件。

【6/7朝礼ネタ】

先日、金曜ロードショーで「ボヘミアン・ラプソディ」が放送されていたので観てみた。

数年前に、世界的に話題になった作品だ。

前々から興味はあったものの観られずじまいだったので、いい機会だと思って今回ようやく観ることができた。

 

本作は、イギリスのロックバンド「QUEEN」でボーカルだった「フレディ・マーキュリー」に焦点を当てたもので、彼の半生を描いている。

 

自分自身、曲はいくつか知っていたが、「QUEEN」というバンドについては全くといって知らない状態だった。

なので、逆にすごく新鮮な感動を得ることができたように思う。

 

 

では、簡単に映画の感想。

まず自分にとって意外だったのは、フレディ・マーキュリーがコンプレックスを抱えながら生きていたということ。

勝手なイメージなのだが、あれだけ有名な人なのだから一般人が抱くような悩みなんてないだろうと思っていた。

しかし、彼は自分の歯並びや性的趣向が他人からどう見られているかを気にしているような描写があった。

 

いくらスーパースターとは言え、同じ人間。

悩みは誰にでもあると知り安心した。

なにより、自分自身も歯並びがいい方ではないので、親近感すら覚えた。

 

一方で、彼は持ち前のストイックやセンスでそれらをカバーしていたのも、単純にすごいと感じた。

一生懸命に頑張っているからこそ、そういったコンプレックスもチャームポイントとして認識されたのだろう。

彼自身の愛嬌さもあったのだろうが。

 

何にでも二面性はあるもので、それをどう捉えるかで見え方は変わる。

長所でも短所に、短所でもやりようによっては長所に転じる。

使い方次第ということのなるのだろう。

 

しかし、そんなフレディ・マーキュリーでも、次第にゲイであることを周囲の人間から揶揄され鬱々とした時期を送るようになる。

表面的にしか物事を見ないと、本質的な理解はできない。

つい表面だけを見て理解できた気になってしまうが、それでは進展することはなく批判的に見るだけで終わってしまう。

 

何か困難なことに直面したとき、多角的に物事を捉えていきたいものだ。

加えて、本質的な問題を深く考えられるようでありたいと感じた。

 

人生初のキャンプファイアー

梅雨には入ったものの、ここ数日ピーカン照りが続き昼間はかなり暑い。

しばらくは夏場が続きそうだ。

 

2、3週間前まで家の近所の小川をちらほら飛んでいたホタルも、今日観に行ったら1匹も飛んでいなかった。

気温的にはもう夏だ。

 

キャンプファイアーに参加した。

去る先週のこと、とある人にキャンプファイアーに誘われた。

 

ことの発端は、3月ごろにFさん(ジモティで知り合った人)に誘われて、農村開拓のボランティアに参加したことに始まる。

主催者は家族4人で山や古民家を整備しており、外国人などを呼んで農村体験をしてもらいつつ、ボランティアを募っているとのことだった。

 

そのときは、植樹を手伝っただけだったのだが、その家族の大黒柱である「ヒロさん」に何故か気に入られて、その後も何度かお呼ばれすることがあった。

 

ちなみに、Fさんは昨年に引き続き4月頃から再び音信不通になった。

なんだろう…春になったら姿をくらます病気なのだろうか。不安定な人である。

 

 

閑話休題

5月も末に迫った先週、キャンプファイアーのお誘いがヒロさんから来た。

 

思えば自分の人生でキャンプファイアーなんてしたことがない。

自然学校で一度チャンスはあったものの、雨天で中止になってしまい後にも先にもやらずじまい。

 

キャンプファイアーなんてパリピ感満載のイベントだ。

今後も参加することはないだろうなと思っていたなかで誘われた以上、行く以外の選択肢はない。

人生初のキャンプファイアーに臨むべく嬉々として車を走らせた。

 

キャンプファイアーとはいかに。

到着してみて唖然。

キャンプファイアーとは言ったものの、ただのデカい焚き火だった。

 

あれ、キャンプファイアーってジェンガみたいに丸太を組んで周囲をドンドコ踊るのをイメージしてたんだけど…。

あの整然と組まれた造形物はフィクションの世界にしかないものなのか…??

 

少し残念に思いつつ、キャンプファイアー開始。

食べ物もスーパーの惣菜という、思っていた以上に質素なキャンプファイアーが始まった。

 

しかし、久しぶりに誰かと一緒に過ごすのも悪くはない。

そのうち手持ち花火も出てきて、若干テンションが上がってきた。

ヒロさんの子どもたちも楽しそうだ。

 

最初こそ人見知りが発動していたものの、歳の近い人たちもいたので彼らと談笑するうちに楽しい時間を過ごすことができた。

火を見ていると自然と心の扉も開いていくものなのかもしれない。

気付けば夜は更け、時計の針は深夜2時を回っていた。

 

ドライブデートをすることに。

ヒロさんたちがテントを用意してくれていたので、その日はそこで泊まり、翌朝から農地開拓の手伝いをすることになった。

 

手伝いと言っても半分お遊びみたいなもの。

昨日のキャンプファイアーという名の焚火の周りにベンチを作るというので基礎となる杭を打っただけである。

 

しかし、時間が経つにつれて日差しが強くなり、汗が止まらなくなった。

こんなに身体を動かしたのは久しぶりかもしれない。

 

そうこうしているうちに昼休み。

適当に食事を摂って、その後もスローペースで作業を続けた。

 

作業中、少し歳下の女の子と話す機会があった。

その子はどうやら東京から来たらしく、仕事を辞めてボランティアをしつつ全国を転々としているとのことだった。

そんな生活、少し憧れてしまう。

久しぶりに同世代の女子と会話をした。

 

 

15時くらいを過ぎて、気温はさらに上昇。少し休憩することになった。

 

そのとき、ヒロさんが用事があるから出掛けると話しかけてきた。

先ほどの女の子は、ヒロさんの家に住み込みでボランティア活動をしているのだが、帰りが遅くなるので夕食を一緒に取ってきてほしいとのことだった。

 

急遽ドライブデートのチャンス到来‼︎

 

簡単に準備を整え、どこに食べに行こうか話し合うことに。

その結果、サラダ専門店に行くことが決まった。

前に知り合いからサラダ専門店について聞いて興味があったので、そこを提案してみたら賛同を得られたからだ。

 

 

サラダ専門店は隣町にある。

自分が運転する車で移動中、しばし歓談。

彼女が今までボランティアで訪れた場所の話を聞いたり、よく訪れるという美術館の話を聞いたりした。

 

そうこうしているうちに店に到着。

意外とオシャレな店だ。男1人では到底来れそうもない。

店に来るチャンスをくれた彼女に感謝である。

 

彼女はイタリア人の父親を持つハーフらしく、目鼻立ちが整っており日本人離れした顔立ち。

そんな美人との食事は、つい心が弾む。

一方で、緊張してしまうかと思いきや、割と自然と会話をすることができた。

 

自分もだいぶ女の子慣れしてきたのかなーなどと思いつつ、相手の子がコミュ力高いだけなのでは、などと思ったりもした。

 

何にしても、その店のサラダはオシャレかつ美味しく、彼女も喜んでくれたようだ。

よかったよかった。

 

その後、彼女をヒロさんの家まで送り届け、帰路に着くことにした。

連絡先は聞かなかった。

なんだかんだ言っても会うことは、もうないだろうし。

 

そんなだから、彼女がいつまで経ってもできないのかもしれないけど、脈なしの連絡先聞いてもなーって気もする。

 

でも、久しぶりにかわいい女の子と話せただけでも眼福みたいなものだ。

…我ながら、言い方キモいな笑

 

何にせよ、体を動かしたあとの食事は何を食べても美味しい。

ハーフ美女と食事を共にしたという調味料も相まって、サラダはほんのり甘酸っぱく感じた。