ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

花火大会のかげで、男汁を啜りました。

ついに8月に突入した。

 

「夏」とよべる季節は8月までだと思うので

実質あと一ヶ月で夏が終わってしまうかと思うと

夏好きな自分としてはすでに物悲しさを感じる。

 

悲しいかな、いまのところ夏らしいことは何一つできていない。

今年は平成最後の夏なのに、だ。

しょぼくはあれど、自分の青春が詰まった平成時代を

なんとか有終の美で終わらせたいものだ。

 

最近、鬱な記事続きだが

ついでに言わせてもらうと

この間、ハリネズミに新しい車輪が届いた。

一生懸命に車輪を回すハリネズミを見て

私はまたもくだらない自己投影をしてしまった。

 

何が楽しくて意味もなく必死に走っているのか

自分には理解できないし

滑稽にしか思えなかったが

同じ所をひたすら走っている彼を見ていると

思わず泣きそうになってしまった。ガチで。

理由はこの間と同じだ。

 

今後も鬱な記事を投稿することもあると思うが

別にそれでもいいような気がしてきた。

辛い今だからこそ書ける文章もあると思うし

あとで見返して

こんなだったな、と思い起こすことも悪くないとも思う。

だから、今後も時たま鬱記事を書こうと思う。

 

 

昨日、隣町で花火大会があったのだが

その会場には行かず大学時代の友人としゃぶしゃぶを食べに行った。

 

煮立った三人分の男汁に肉や野菜をくぐらせ

浴衣姿で街を闊歩するカップルたちを時折ディスりながら

花火の音すら聞くこともなく

くだらない話に華を咲かせた。

 

我ながら捻くれていると、またも感じてしまったのだが

人はあまり接点を持ちすぎないほうがいいのかもしれないと

彼らと談笑するなかで思った。

 

学生時代には、何度も会っていたし

妙に性格が似ているせいで

逆に違いが際立ってしまうのもあってか

彼らに対して苛立ちを覚えることも多かったように思う。

 

けれど、今回はそういう感情を抱くこと無く楽しい時間を過ごせた。

 

そう考えると、上手くやっていくには

あまり関わり合わないほうがいいのかもしれないと思ってしまったのだ。

 

「距離感」という綺麗な言葉に置き換えることもできるのだろうけれど

近くにいると、お互いに慣れてきて距離感をとるのも難しい。

 

あえて久しぶりに会って

互いの表面だけさらう程度が丁度いいのかもしれない。

例えるなら遊びでスポーツをする感覚に似ている。

 

ガチすぎるとしんどいものだ。

手を抜いた状態からは何も生まれないのも事実ではあるが。

 

 

とはいえ、久しぶりに「自分」に戻れたのも事実だ。

普段、わけのわからないオッサン・オバサンに囲まれていては

言いたいことも満足には言えないわけで

なにか面白いことを思いついたとしても

相手が受け入れてくれるか分からないかぎり口にすることも憚られる。

 

自己主張豊かな営業上司たち(自分の苦手なタイプ)からは

「お前はつまらないやつだ」と揶揄されることも多いのだが

友達と話していると話が弾むので

自分にもそれなりのユーモアセンスがあるのだという自信を取り戻せた。

 

同世代で友達同士なのだから話が弾むのは当たり前かもしれないが

いつも話の合わない人間と話していると

自分はつまらない人間なのではないかと不安を感じてしまう。

 

自分はオッサンたち専属のエンターテイナーではないのだ。

人を笑かす仕事に就いているわけでもない。

万人に好かれなかればならない、なんてことはないのだ。

 

根暗人間は悪者扱いされることが多いが

かといって、根明で感情表現豊かで口やかましい人間が

善良だとか正しいとかいうわけでもあるまい。

 

一般的には、明るいほうが良いとされているが

「赤信号 みんなで渡れば こわくない」じゃあるまいし

多数派というバックボーンをもとに

安易にそれを正しいと盲信して

あまつさえ人に押し付けるのは間違っているように思う。

 

友人たちに会うことによって

なんとか自己愛を取り戻すことができた。

 

彼らも彼らなりに辛い毎日を送っているようだが

今度旅行に行く計画も立てられたので有意義な時間を過ごせたと思う。

 

来週はお盆休みだ。

大学時代にはあまりに長い夏休みに些かうんざりしていたが

いまは逆転してあまりの休みの少なさに苛立ちすら感じる。

しかも、うちの会社は盆休みが有給消化扱いときている。

 

子供や学生たちの浮かれた姿を目にすると

殺意が芽生えるのを禁じ得ないのだが、仕方がない。

 

のこり一週間を乗り切って

短い5日間の休みのなかで何かしら夏の思い出を作りたいと思う。