ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

面接の結果発表です。

家の壁の塗装も一通り終わったことで、窓のテーピングが除かれシャッターも開けられるようになり、部屋の中が多少明るくなった。

この数日間全く家から出なかったわけでもないが、やはり一日中家の中が薄暗いのは精神衛生上あまり良くない。ほんの少し爽快感というべきか、太陽の有難みを感じた。

 

 

しかし、今日は妙に落ち着かない日だった。

昨日受けた面接の結果が何だかんだ気になっているようだ。自分のことながら曖昧な表現の仕方だが、仮に採用になった場合どう返事をするべきかとか、入社するにしても残りの余暇をいかに充実させようかなどと色々考えた。

 

 

就活していたときに、「就活は結婚と似ている」という話を聞いたことがある。その心は、どちらも相手と自分の価値観を共有できるか否かが重要とのことだった。

 

正直いって恋愛経験が乏しい自分にとっては実感のわかない話ではあったが、なるほどとは思った。

 

 

よくよく考えると今の心情だって、自分の乏しい恋愛経験のなかで昔感じたものに近いものがある。中学時代、好きでもない女子に告白されそうなシチュエーションがあって、その時もどう返事をすべきか悩み、結局逃げた。我ながら贅沢な悩みだし、同時に酷い話だと思うが、当時気になる子が他にいたのだから仕方がない。

 

その子に対しては数年後にきちんと感謝の言葉を告げたので、ケジメは付けられたと思う。その話は追々するとして、話をもとに戻そう。

 

 

就活は結婚、しいては恋愛に似ているという話だ。

ただ、思うに恋愛では何度か会話をして交際を始めるのが普通ではないだろうか。男女交際なぞしたことがないので、何回デートを重ねて、どういった過程を経て交際まで漕ぎ着けるのかは分からない。けれど、一回か二回会った程度で交際するようなことは稀ではないかと思う。

 

理屈としては、就活と恋愛は近いのかもしれない。しかし、一回面接をしただけで、その会社に人生を捧げる決心をするのは、かなりの大博打であるように思えてならない。

 

例えるなら、一回しかお見合いをしていないのに結婚を決めてしまうようなものだろうか。そう考えると、ものすごく恐ろしい決断であるように感じる。

 

一応、試用期間というものは設けられているとはいえ、その期間中に退職してしまった場合でもキャリアには傷がつく。試用期間のことは職歴に書く必要がないならば良いのだが、たぶん書かないといけないのだろう。

 

なぜ結婚前の同棲生活のようなものを、いちいち職歴としてカウントしなくてはならないのか意味がわからない。

 

 

 

さて、ここでダラダラと日本の就活事情に対する不平不満を書き綴っても意味がないので、そろそろ本題に入ろう。

 

昨日の面接の結果は9日に教えてくれるとのことだったが、8日の朝には返事がきていた。ただ、メールが来ていることに気づいたのは夜だったので、結果を知ったのはさっきだ。

 

 

 その結果は・・・ジャカジャカジャカ、ジャーン。

 ★M・I・O・K・U・R・I★

 

ものの見事に玉砕した。もはや慣れっこの展開である。

 

面接に臨む前からヤル気ゼロだったので、当然の結果だとも言えるが残念ではある。一応、ヤル気のある素振りは見せているつもりだったので、正直いって余計に自信をなくした。

 

加えて、メールが来ていたのは朝の10時だった。昨日夕方に面接を受けて、翌日の朝早くに結果の連絡がくるなんて、よほど見込みがなかったのだろうか。

 

面接に行った会社は19:00定時で9:00始業だった。面接に臨んだのは17:00だったので、社内での選考時間は3時間程度だと言えよう。

 

誰を採用するか不採用にするかは、ものの数十分で決まるものなのかもしれない。しかし、あまりに即決すぎやしないだろうか。

 

使い捨てティッシュのような扱いを受けたようで悲しい。やる気がなかったとはいえ、あまりの呆気なさに今後の転職活動が不安でしかない。

 

現実は厳しいものだ。

このままニート街道を進むか、あるいはフリーターか妥協した会社に就職するような暗い未来が待っているとしか思えない。

 

 

ここ二年近くストレスと将来への不安とで、喉に小骨が刺さったような違和感を抱いてきたわけだが、当分は感じ続ける必要がありそうだ。