ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

人生の岐路に立たされる

地元に戻ってきてから三日が経った。

 

この三日間は、市役所に行ったりバイクに教習を取ったりと、ある意味で充実した日々を送っている。

 

 

久しぶりに帰ってきて、少なからずほっとしている自分がいる。

 

山口の伯父邸から家の最寄駅に着いた瞬間、やはり「ここが自分の居場所だ」と感じた。

三週間ぶりに家族と話していると、山口生活で何となく息苦しかった気持ちもスッと落ち着いた。

 

いくら親戚とは言えどうしても自然体になれないし、言いたいことも切り出しにくいものだということに改めて気づいてしまった。

そして、自分を抑圧するあまり自分を見失いそうになることへの恐怖心も覚えた。

 

一方で、地元で仕事を探すのも正直言って億劫だ。はっきり言って、面接に受かる気がしない。

 

 

ここで、自分の気持ちを整理するためにも、地元での就職と山口での就職それぞれのメリット・デメリットを挙げてみる。

 

【地元での就職】

(メリット)

1.地元の友達と気軽に会って遊びに行くことができる。

2.家族と話すことができるので、自分を見失わずに済む。

3.大阪が近いので、夢のライター職に就くことが不可能ではない。

4.新しい会社で、新たな人脈(友達とか)ができる可能性がある。

5.「誰とも話さず黙々と仕事をしたい」という裏の願望を叶えられる可能性がある。

 

(デメリット)

1.地元しか知ることができない。

2.大人の男性として成長できない。

3.そもそもライターには向いてない可能性が高い。目が疲れやすいし、自分に創造力があるとはあまり思えない。

4.かと言って、他にしたい仕事がある訳でもない。

5.面接という非常に面倒で辛い過程を踏む必要がある。

6.就職したとしても、再び新たな人間関係に悩まされる可能性がある。

7.通勤のため早起きする必要がある。

 

【山口での就職】

(メリット)

1.子どもの頃から、何となく抱いてきた「田舎に住みたい」という願望を叶えられる。一人暮らしを始めるチャンスでもある。

2.ライターにはなれないが、それに近いホームページ作成ができる。加えて、事務作業もあるので飽きることがなさそう。

3.腐っても親戚なので、必要以上に気を遣う必要がない。親戚以外の社員に関しても、優しそう。

4.面接を受ける必要がない。

5.伯父邸の前にあるレオパレスでも借りて一人暮らしをすることになりそうなので、朝寝坊ができる。自由度も上がる。

 

(デメリット)

1.親戚の会社だから辞めづらい。

2.会社が少人数すぎて交友関係が広がりそうにない。よって、あまりの孤独感で死ねる。

3.ライターという夢を断念せざるを得ない。副業でもするなら別だが。

4.そもそも料理できないし、なんか死にそう。

5.給料が安い。別に地元の事務職でいい気がする。

6.何だかんだ言って不便。電車の駅は遠いし、映画館も超遠い。

7.少人数なので、色々なことをさせられそう。特に電話応対をはじめとした接客を任され、元気さを求められる可能性がある。

 

 

さっき妹にも相談してみたのだが、仮に彼女が自分と同じ立場だった場合には、山口行きを即決するらしい。

 

その潔さにこちらまで揺らぎかけたが、改めて考えてみる。

妹は末っ子なだけあって、自分よりはコミュ力がそこそこに高い。特に年上との。

 

対して、自分は年下でないと自然体で話せないところがあるし、他人に対して敵対的な態度を取りがちだ。

妹にも「お兄ちゃんほど私は偏屈ではない」と言われてしまい、言い返すことができなかった。図星である。

 

 

伯母には、今月中に返事をするように言われた。もう時間はない。