ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

九州出発前夜に思うこと

もうすぐGW。九州旅行が近づいてきた。

 

後輩くんから連絡があって、明日の夜、つまりはGWの前夜に出発することになった。

これといって予定は決まっていないが、期待は膨らむばかりだ。

 

今回は、その前夜祭というか意気込みも兼ねてほんの少しだけ書き綴ってみようと思う。

 

 

前に九州に行ったのはちょうど10年前のGWだったと記憶している。

神戸発のフェリーに乗って家族で福岡や大分、阿蘇などを回った。

 

当時の自分は中3、つまりは受験生だったこともあって精神的に荒んでいたように記憶している。いわゆる思春期だ。

 

もちろん受験のこと以外にも思うところはあって、もやもやとした気持ちを抱えながら向かった。

 

 

それでも、初めての九州はやはり面白くて、純粋に楽しめていたと思う。

 

そんな思い出がもう10年も前の話だということに少し驚くのだが、それと同時に、当時の自分と今の自分、なにが変わっただろうかということをふと思う。

 

もちろん学生から社会人になったことにはじまり、周りの状況は著しく変化している。

 

けれど中身はどうだろうか。

悩みだって当時からほとんど変わっていないようにも思える。

 

 

むしろ悪化しているとさえ言える。

当時以上に人嫌いになって、付き合い方も分からず、捻くれまくりである。

 

三つ子の魂百まで、なんて言葉もあるのだから、人間そうそう性格が変わるなんてことはないのだろうけど、そろそろ悩みに対する回答か、せめてヒントでも欲しいところだ。

むしろ考えすぎて、自分で難問にしてしまっている気すらする。本当はもっと簡単なのかもしれない。素直になれないだけで。

 

別に今の性格を変えたいとかは、傲慢にも全く思わないわけだけど、10年ものあいだ答えを探し続けるのは少々辛い。

 

実際、今から10年先も同じであるような気もしてくる。

 

 

あと数日で、自分も24歳から25歳になる。アラサー突入である。

 

古来からの考えでは、青春という言葉は15歳から29歳頃までを指すようなので、25歳になったからと言ってオジサンというわけでもないのかもしれないけれど、それでもやっぱり思うところはある。

客観的に見たら、当然ながら大人で半分オジサンみたいなものだ。

 

その点、自分は良くも悪くも子どもだなあ、と思う。

いつまでも思春期的悩みを抱えている時点でガキだ。下手したら、ピーターパン症候群とか言うやつかもしれない。

 

 

今回は10年ぶりの九州旅行。

この旅で何か変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。

というか、普通に考えて何も変わらないと思う。

 

 

けれど、自分の青春時代の代名詞でもある平成が終わり、新たな時代、新たな生活、新たなライフステージに至るこの瞬間に、ほんの少し期待をかけてみたいと思う。

 

そして、当時の自分に誇れる自分になれているか、あるいはなっていない場合は、どうすればなれるか自問する機会にしたい。

 

 

…と、まあ。

ちょっとセンチメンタルな気分になってみたが、純粋に楽しんで来ようと思う。

 

後輩くんも何だかんだ楽しみにしてくれているようだ。

 

 

いまだに山口に来たことが正解だったかミスだったかを悩んでしまうが、こんなことでもない限り九州を車で一周しようなんてことは考えつかなかったように思う。

 

自分の選択の何が正解で何が不正確なのかは当然のことながら分からない。すでに選んで来てしまった道なので、やり直すこともできない。

 

どうせやら、いつまでもくよくよ後ろを振り返らず、気ままに未来を探していきたいものだ。

 

楽しい旅行になりますように…。