初めての船釣り!アジがマジ大漁
GWが終わり、すでに5月も末。
ここ最近の天気は昼間こそ暑いが、夜になるとぐんと冷えて肌寒い。
話によると、大陸側の乾燥した高気圧が日本上空を覆っていて、それが昼夜の温度差を生み出しているらしい。
陽が沈んでから外に出ると、けっこう風が冷たい。思わずGWの悪夢がフラッシュバックする。
ころころ変わる寒暖に体調管理が難しい今日この頃だ。
そうこうしているうちに、5月が終わってしまう。
最近、GWの記事ばかり書いていて、自分の近況を書き出す機会がなかった。
GWの記事も次から後半戦。
ここらで一度、小休憩がてら別の投稿をしてみようと思う。
漁船に乗って魚釣り!
5月最後の休日、従兄弟と一緒に魚釣りに行った。
それも、ただの魚釣りではない。船釣りだ。
従兄弟の仕事の繋がりで小型船を持っている人がいて、今回それに乗せてもらうことになった。
魚釣りに行ったことはあっても船釣りは初めての経験。
餌を釣具店で調達して荷物を船に積み込むと、さっそく出発した。
今日はめちゃくちゃ天気がいい。まさに快晴という言葉が当てはまる。
せっかくなので、沖まで行くことになった。
野島とかいう名前の群島に向かうらしい。陸からは30分かかるという。
小型船なのでめちゃくちゃ揺れる。気を抜けば振り落とされそうだ。
波に揺られて水面からジャンプしてしまうことがあって、着水時に船が大きく揺れるしバコン!と大きな音が立つ。船が傾いたりすると少し怖い…。
今まで乗ったことのあるフェリーと比べると、当然ながら海水面が近い。
船が滑るように進んでいくものだから、何だか不思議な感覚になる。だだっ広い砂漠みたい。
そうこうしているうちに目的地に到着。
自分たちと同じように、何艘か小型船がすでにいる。
さっそく釣竿に釣糸や餌を結びつけ、魚釣り開始!
しかし、着いてから数分後、頭がくらくらしてきた。
…船酔いである。
釣糸を付けるときに、手元を見過ぎたせいもあるかもしれない。
最初は少し目が回ったような感覚だったが、次第に胸焼けするようになって口の中に生唾が溢れてきた。
これはヤバい。吐きそう…。
しばらく頑張ったものの、しんどくなってきたのでダウン。
吐きはしなかったものの、船にもたれて寝ることにした。
その後、従兄弟に酔い止め薬をもらい少し回復。
海底に糸が絡みやすいこともあって、いまの釣りポイントから少し移動することになった。
だいぶ落ち着いたので、そこからは自分も釣りに参戦。
すると、釣れるは釣れるアジやタイ。
序盤から一度にアジが5匹も釣れた(1匹は海に落ちて逃してしまったが)。
思わず船酔いのことなど頭から吹き飛んでしまうほど。
他にも、カサゴやらカワハギなども数匹釣ることができた。
タイミングによっては、魚群に当たったのか釣糸を垂らすだけで直ぐに餌に食いつき、あちこちでキター!!という声が上がった。
それでも、なかなかに難しい。
他の人の所に食いついても自分の所には来ないことも多い。
釣りをしたことはあるとは言ったが、数回しかないので初心者も初心者。
釣り慣れている船長や、従兄弟に魚釣りのイロハを教わりながら釣りに励んだ。
2回竿を上げ下げして、しばらくじっとして30秒。それを繰り返すのだそうだ。
今まで手に乗っかるようなサイズの魚くらいしか釣ったことがないので、釣り上げも一苦労。
しかし、自分で大きな魚を釣り上げるのは気持ち良いものだ。活きもすごく良い。
各自、昼休憩を挟みながら延々釣り倒す。
陽射しは少しきついものの、風はほとんどなく相変わらず天気はいい。
そのお陰で波も立たないので、酔いも大分治った。
陽も少し落ちてきた15:00。
気温が上がってきたせいか、どの釣竿にもヒットしなくなった。
帰りの時間も考えると、そろそろいい頃合い。
大漁の魚を手に陸に戻ることにした。
最初のポイントに着いてから約6時間。
船酔いによるグロッキーなロスタイムはあったものの、存分に釣りを楽しむことができた。
おさかな大宴会!
クーラーボックスがいっぱいになるほどの魚を持ち帰り、さっそく調理。
今夜は、従兄弟の家にお邪魔して一緒に夕飯を頂くことになった。
一人暮らしなので、伯母の料理風景を見学。
魚が新鮮なので目が透き通っている。
スーパーで売っているのとは全然違う。ウルウルである。
料理はもちろん刺身。
やはり刺身は鮮度が命。さっき自分で釣った魚を食べられるなんて素晴らしすぎる。
ほかにも、タイの塩焼きや澄まし汁を作成。これ、絶対おいしいわ。
さっそく実食!
アジの刺身がめちゃくちゃ美味い。というか、甘い!!
新鮮だと甘いんだなあ。
澄まし汁も風味がしっかりと出ている。
塩焼きも身がホロホロしている。
思わず箸が止まらない…。
めっちゃ食べてしまった。苦しいほどに。
満腹だ。
シャワーを浴びて夕飯を頂きに行ったので、あとは寝るだけ。
船上では帽子を被っていたとは言え、顔が真っ赤になるほど日焼けしてしまったので体力消費も甚だしい。超眠い。
家に帰ってから、ほとんどバタンキュー状態で眠りについた。
今回はいい体験をすることができた。