ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

GW九州一周珍道中!〈8日目〉

九州一周旅行も終盤。ゴールは近い。

 

今日は長崎を観て回る。

行きたい所はたくさんあって、今日中に回れるかはっきり言って微妙だ。

 

幸い天気はいいので、鹿児島のようなことにはならなさそうだ。

できる限り観て回りたいと思う。

 

長崎観光!

出島(8:00頃)

 

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長崎市街へは6:30には着いてしまったので、まだどの施設も開いておらず、しばらく辺りを散策することになった。

 

街には路面電車が走っており、長崎らしい町並みが広がる。

先ずは一番開館時間の早い出島を観に行くことにした。

 

しかし、なかなか駐車場が見つからない。見つかっても高い。

 

長崎はどうやら車移動するには逆に不便らしい。

ネット検索で安そうな駐車場をしばらく探し、なんとか停めることができた。

 

それでもまだ開館時間には早いので、中華街や出島の周りをうろうろと歩いて時間を潰した。

中華街は神戸や横浜のものと大差ないが、それぞれ規模が違うようだ。

大きい順に横浜、長崎、神戸といった感じだろうか。

 

そうこうしているうちに、開館時間になったので早速入館。

一風変わった橋を渡り出島へと上陸した。

 

出島は、いまや無いと思っていたので入れたのは感動である。実際、一回は埋め立てられたようだが、観光用に作り直されているようだ。

 

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内部には屋敷がいくつも建てられており、その中で様々な展示がされている。

当時の世界地図や発明品、日用品などなど。ついつい見入ってしまい、いちいち時間を食ってしまう。

 

急がないと次の観光地に行けないと頭ではわかっているのだが、足を止めて見たい欲が勝つ…。

 

結局、学びたい欲に負けてしまい、昼前まで出島観光に時間を掛けてしまった。

どうやら長崎にももう一度来ないと行けないらしい。

 

 

佐賀観光!

武雄温泉(15:30頃)

いつまでも長崎にいては先に進めないので、名残惜しいが佐賀へ向けて出発することとなった。こんなんばっかりだな。

 

途中、美味しそうなハンバーグ屋さんやお茶屋さんに立ち寄りつつ遂に佐賀の地へと足を踏み入れた。

 

佐賀での観光は、またも温泉。

佐賀にも吉野ヶ里遺跡をはじめとした魅力的な観光地があるのだろうが、連休自体の終わりが見え始めたいま、あまりゆっくりしてはいられない。

 

後輩くんとの討議の結果、電車ではなかなか来られない場所にある武雄温泉というところに行くことになった。

 

寡聞にして知らない観光地ではあったが、温泉旅館自体が東京駅を作った人によって建てられたものらしい。

また、佐賀で初めて電灯が点けられた場所とのことなので、佐賀における明治時代幕開けの地だと言える場所だ。

 

施設のなかには開館当時使用されていた浴槽が展示されており、歴史を感じることができる。

 

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旅館が建てられる以前から温泉自体の人気もあったらしく、伊達政宗吉田松陰宮本武蔵といった錚々たる面子が来ていたのだそうだ。しかも、シーボルトまで来ているという。

 

その人気ぶりを証明するかのように、豊臣秀吉が定めた掟書も展示されており、かなり栄えていたようだ。

 

 

温泉に入ってみると、少し熱いが木で組まれた屋敷も相まって落ち着いた雰囲気だ。

明日には山口へと帰るので、ここがおそらく九州で入れる最後の温泉になるだろう。

最後の最後で、歴史上の有名人も愛した温泉に入れて良かった。

 

 

8日目の終わりに。

今日、観光できた所はあまりに少なかったが、色々と勉強になったので結果的に良かったと思う。浅く広くもいいが、一つの場所に留まって深掘りしてみるのもありだ。

 

あとは山口に向けて帰るのみ。

今度は東に進路を向け、最後の目的地福岡を目指すことにした。

 

車は福岡へと繋がる峠を越えるべく道路を突き進んでいく。

 

 

そのとき、後ろから煽ってくる車を発見。

こちらも負けじとアクセルを踏み込んで一気に坂を駆け上がっていく…と思いきや何か車の調子がおかしい。

 

いつのまにかエンジンランプが点灯し、アクセルを踏むと車ががたがたと震える。…嫌な予感。

 

ひとまず、近場にいた地元の住民に自動車整備工場を教えてもらい、ヒヤヒヤしながらそこへ緊急避難することに。

 

しかし、まさかの閉店中。GW中はどこに整備工場もお休みしているとのこと。

旅の最後の最後で詰んだ。ここまで来てトラブル続きとは泣けてくる。

 

偶然出会った地元のおばあちゃんに相談するも、手立てが見つからず困り果てていたが、後輩くんの入っている保険会が使えそうなだということなので藁にもすがる思いで連絡。

なんとか30分ほどで来てくれることになった。良かったー。

 

しかし、既に夜は遅い。

いまから山口まで牽引してもらうのは無理そうなので、近くのコンビニで一夜を明かすこととなった。

明日はバスか電車で山口まで帰らなければならない。

せっかくここまで来たが、あと少しのところで一周を達成することはできなさそうだ。

明日がどんな1日になるか非常に不安だが、考えても仕方がないので、それらを一旦頭から退け眠りについた。

 

 

TO BE CONTINUED…