ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

デートっぽいことしてみた件。

最近急に寒くなってきた。伊達に年の瀬が迫ってきていない。

 

一人でアパートにいると心身が冷え込んで仕方がない。事務仕事でずっと座りっぱなしというのもよくないのかもしれない。身体も心も縮こまる一方だ。

 

 

このあいだ、運動がてらスカッシュという壁打ちテニスみたいなのをやってみたのだが、二、三日筋肉痛に悩まされ自分の運動不足を否が応でも認識させられた。

筋トレでもすれば良いと思いつつも、なかなか行動に移せない。我ながら自分の筋力が心配になってくる今日この頃である。

 

 

さて、ジモティで友達探しを始めてから2ヶ月が経った。

少しずつではあるが知り合いが増え、行動範囲も広がりつつあるように思う。

一番最初に出会った30歳のFさんとは、わりと頻繁に会うようになりご飯を食べに行ったり映画を観たりする仲になった。

先ほどのスカッシュも彼と一緒に行った。

 

もう少し自分と同じくらいの歳の人で気軽に会える友人が欲しいなとも思うのだが、それはこれから。

あまり贅沢は言わずに少しずつ輪を広げていければ、と思う。

 

 

そんな中、一つ年下の女の子と出かける約束をすることができた。

一応それもジモティ経由だ。

 

 

約一か月前のこと、ジモティで「カメラ撮影に一緒に行きませんか」という投稿を見つけた。

投稿を見るにカメラ仲間を探しているようだった。

 

最初、問い合わせてみるかすごく悩んだ。

投稿には初心者もOKとは書いていたものの、そのときはまだ一眼カメラって何?みたいな状態だったので話を合わせるのも無理かなと思ったからだ。

 

しかし、ものは試しだと思い、そういう自分の状態も晒しつつ、ダメ元で問い合わせてみることに。

 

すると、意外にもちゃんと反応してくれて結果的にLINE交換まで漕ぎ着けた。予想外の展開だ。

しかも、向こうから早速お出かけの提案をしてしてくれたので、わりとスムーズに話が進んだ。

 

 

実際に出かける日も決まり、こちらとしてもカメラについて少し勉強することにした。

幸い、カメラについて初心者向けの本が近所のコンビニに置いてあったので、そこで立ち読みして付け焼き刃の知識を得た。全くの無知よりはマシだろう。

 

一度は天候不順で延期になってしまったものの、後日島根県の津和野という場所へ一緒に出かけることになった。

 

駅で待ち合わせて、津和野まで電車に揺られること約一時間。その間に、いろいろと話をした。

最初は相手の人となりを知るべく、普段何をしているのかという探りあい。

 

彼女はけっこう大人しい子で、地味男で定評のある自分にしてはかなり頑張って会話したように思う。

最初こそ警戒されてるようなところはあったものの、時間が経つにつれて笑顔も見せてくれるようになった…と思う。

 

と思う、というのはあまり顔を見てないからだ。自分の悪癖なのだが、人の目を見て話すということが苦手で、つい横や下を向いて話してしまう。そのせいで、あまり顔を覚えられていない…。

 

彼女自身も感情表現が豊かではない方らしいので、もう訳分からん。

それでも、なんとか会話を紡ぎ無事に津和野へ到着。

 

 

すでに昼前だったので、まずは腹ごしらえをすることにした。近くの飲食店に入り津和野名物のウズメ飯というものを揃って食べた。

事前に自分で調べていたのだが、津和野ではちょっと豪華なお茶漬けとでも言うようなウズメ飯が有名らしい。

 

彼女もその存在を知らなかったそうなのだが、むかし倹約令を逃れてご飯の下に豪勢なおかずを埋めて食べたのが発祥なのだという。

出汁が効いていてけっこう美味しい。

 

そんな風なウンチクをたれつつ食事をとり、まずは津和野城跡に向かうことにした。

 

津和野城は津和野の街並みを見下ろす山城で、リフトに乗ってお城を目指す。

日曜の昼下がりだというのに、津和野はけっこう人通りが少なく過疎化が進んどるなーって感じなのだが、そういう軽口を叩きながらリフト乗り場に向かう。

 

途中、津和野で有名な教会や太鼓稲荷神社を覗いたり通り抜けたりながら山道を抜けるとリフトが目の前に現れた。

 

二人で一緒に乗れるかと少し期待していたが、まさかの一人乗りで少しがっかり。

もはや邪心しかないやん、自分。

 

約5分ほどの空中散歩を楽しんで頂上に到着。

城跡なので石垣くらいしか残ってはいないが景色は悪くない。地元、兵庫県竹田城にも似ている印象を受けた。実際、冬には雲海が見られるらしい。

 

辛うじて紅葉が残っていたのでカメラでパシャり。

自分はまだ一眼カメラを持っていないので、スマホで適当に撮った。彼女は自分の撮影に満足そうだ。

 

景色こそ良いもののあまり広くはなくコンパクトなので、三十分ほどで周囲を見終わってしまった。

 

仕方がないので再びリフトに乗り下山。

特に行くところもないので、困っていると森鴎外記念館を見つけたので提案してみた。

 

資料館好きな自分としては行きたいものの好き嫌いが分かれるだろうなと思ったが、意外とすんなり受け入れてくれた。彼女もけっこう本を読むらしい。

 

梨木香歩の作品が好きとのことだった。

大学の授業で読んだ『裏庭』がこんな所で役に立つとは…。子供向けの『西の魔女』とかも普通に面白いしね。

 

森鴎外の作品は『舞姫』くらいしか読んだことはないのだが、彼の生涯や人となりを知ることができた。なにより博物館デートってなんか知的で良さげな感じがする。

 

勝手にデートとか言ってる時点でキモいけど…。

 

適当に見学し終えて外へ出ると、まだ3時。

家路につくにはまだ少し早い気がしたので、近くの喫茶店に入ることにした。

 

茶店には猫がたくさんいて、可愛らしかった。

彼女の家では5匹も猫を飼っているらしく、さすが猫のあやし方も上手だった。

各々コーヒーやオレンジジュースを注文し雑談。特に話が盛り上がるということもなかったが、落ち着いた雰囲気で話すことができた。まあ、はしゃぐような場所でもないしね。

店内には薪ストーブもあり、精神的にも落ち着けたように思う。

 

小1時間ほどそこで時間を過ごし、帰路につくことにした。

途中、藩校養老館を覗くなどしつつ駅へと向かった。

 

 

次の約束とかは取り付けられなかったが、今回の旅で多少は距離を縮められたのではないかと思う。

自分としては頑張った。

 

とはいえ、実際どうなのだろう。

彼女の仕事は不定休だというし、あとは向こうに任せるしかないのかもしれない。

 

そういう駆け引き的なのは苦手だし、普通に友達として認識してもらえたかどうかも分からないが、自分にしては本当に頑張れた方だと思う。というか、そうだと思いたい。

 

やっぱ友達作りって難しいなあ。

仮に失敗していたとしても、女性経験が皆無な自分としては良い練習になったのではないかと思う。