ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

従兄弟とペンキ塗り

早くも11月。

10月頃からコロナは多少落ち着いて来たが、それに伴って車のガソリン代が大高騰。

ダブルパンチでなかなか旅行にも行きづらい。

自由に旅ができる日はまだ遠そうだ。

 

 

そんななか、山口と島根の県境に位置する船平山で従兄弟とペンキ塗りをすることになった。

 

従兄弟と一緒に出掛けるなんて超久しぶり。

「一緒」と言っても、目的地が同じだけで行動を共にした訳ではないが…。

 

船平山のペンキ塗り

10月の下旬頃、仕事終わりに従兄弟から、とあるチラシを見せられた。

 

船平山という山の頂上に展望台を作るらしく、それにペンキ塗りをしてくれるボランティアを募集している、というものだった。

 

従兄弟は営業マンをやっているので、仕事の繋がりでいろいろと顔が広い。

そういうこともあって、人員確保を頼まれたのだろう。

 

もともとDIYとかには興味があったので、二つ返事で承諾。参加することにした。

 

 

当日の朝、家を早くに出発。

山奥に向けて車をしばらく走らせると、霧が出てきた。

朝の陽光に照らされて、あたり一面を幻想的に包み込む。

さすがに窓を開けて走ると寒いので、車内からときおり外の景色を楽しんだ。

朝のドライブも気持ちのいいものだ。

 

 

約1時間後、目的地に到着。

雲海を期待していたが、時刻は9時近くを回っており、すでに霧は晴れてしまっていた。残念。

 

 

しばらく待っていると人が集まってきて、従兄弟とも合流。

軽く説明を聞いてから、さっそく作業を始めた。

 

従兄弟と仕事以外で行動するのは、2年ぶりくらいだろうか。

というか、仕事でも滅多にない。

 

そんなこともあって、近くにはいるものの特に話すこともなく、黙々と作業。

あまりにもスムーズに進むので、運営側の呼びかけで時間調整のために休憩することになった。

 

山の上に建てられた小屋でしばしコーヒーブレイク。

従兄弟は挨拶まわりをしに、どこかへ行ってしまった。

ひとりコーヒーをすすりながら、山からの景色を見ることにした。

 

数十分後ふたたび作業を開始。

すでに半分の工程が終わっていたので、残りの作業もあまり時間を掛けることなく、昼前には片付け含め完全終了した。

 

少し早いが、昼休憩となった。

 

運営側が用意してくれていた、おにぎりと豚汁をもらい昼食。

山の上から眼下の景色を眺めながら食べるご飯は美味しい。

天気も綺麗に晴れていて、気持ちがいい。

 

ただ、また従兄弟はどこかへ行ってしまったので、自分はぼっち飯。

集団の中でのぼっち飯は少し辛い…。

ま、慣れとるけどね!

 

 

食後はおのおの適当に解散となり、帰り支度をしていると、従兄弟が話しかけてきた。

船平山の頂上では、パターゴルフ?ができるようになっており、仕事関係の人が教えてくれるから一緒にやらないか、とのことだった。

 

特にすることもないので参加することにした。

ゴルフ自体は遊びでやったことはあるが、ほぼ初心者。

ゴルフクラブの握り方から教えてもらった。

 

それでも目的の場所まで飛ばすのは難しく、何回も素振りをしてしまった。

私の道化は楽しんでもらえたかな…?(白目)

 

 

そうこうしているうちに、眼下の線路をSLが通るというので一旦ゴルフは中断して撮影会。

 

田園ばたけを煙を吐いて走るSLは絵になった。

 

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山の上でのんびりとした時間を過ごしたのち、宴もたけなわ。お開きとなった。

 

近くに温泉があるので、従兄弟と一緒に行けたらと思ったが、まだ寄らないといけない場所があるらしい。

 

うーん、本当かどうか知らんけど見捨てられ感がすごいな。放置プレイすぎる。

もはや別にどうでもいいけど。

 

 

仕方がないので別れを告げて、ひとりで願成就温泉へ。

ここに来るのも久しぶり。

山口に来た頃以来だろうか。

 

葉が赤や黄色に染まっていて、露天風呂に浸かりながら紅葉狩りを楽しんだ。

連れもいないので、2時間ほど温泉やサウナをおかわりしつつリフレッシュした。

 

少し寂しくはあったが、のんびりとした休日を過ごすことができた。

やはり田舎の空気感は自分に合っているようだ。

ずっと住む、となったら考えものだけど。

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船平山は夏頃には「ゆうすげ」という花が一面に咲きみだれる名所らしいので、また見に来てみてもいいかなと思う。