ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

山口のネコ島、祝島に行ってみた。

暖かくなってくると、どこかへ遊びに行きたい欲が出てくる。

そんな思いを抱きながら、近場の面白そうな観光地をネット検索していると、祝島という小さな離島を見つけた。

 

祝島は上関町にあって、自分がいま住んでいる山口市からは少し遠い。船便もわりと少ないので、交通面においては不便な印象だ。

 

しかし、猫島という異名を持つほどに島内には猫がたくさんいるらしい。

特徴的な練塀や棚田もあるとのことなので、一度行ってみる価値はありそうだ。

名前的になんか、おめでたい感じがするし。

 

そこで以前、津和野へ一緒に行ったことのあるカメラ女子を誘って行ってみることにした。

ダメ元だったが意外にもスムーズに了承を得ることができた。

 

良かったー。断られたらちょっと泣いちゃうところだった。

 

祝島に上陸

祝島に行くには、柳生港または室津港から乗船するという大まかに2つのアクセス方法がある。

 

柳生港からだと帰りの便の都合上2時間しか祝島に滞在できないので、今回は室津港から乗船することにした。

 

室津港までは車で行ったのだが、助手席に女の子を乗せてドライブをするのは初めての経験。

なんだかドキドキするなあ。

 

そんなキモい考えを悟られないよう気をつけつつ、片道2時間の道のりを運転する。

 

彼女とは3か月ぶりに会ったので、道中お互いの近況を話したり、趣味の話なんかをした。

 

 

しかし、そんな風に浮かれ気分で運転していたせいか、室津港に着く頃には乗船時間ギリギリ。

 

車を停め駆け足で港へ向かい、なんとか船に乗り込むことができた。

乗船券を買う時間もなかったので、特別に船内で支払いを済ます。

…なんか、カッコ悪い感じになっちゃったな。

 

 

なんだか疲れたし、前日の夜もカラオケに行き体力を使っていたので船内で仮眠を取ることにした。

ドライブデートに浮かれる一方で、我ながら緊張感のないやつだなと思う。だって、眠かったんやもん。

 

 

片道40分程で祝島に到着。

うたた寝していたせいか、思いのほか早く着いた。

 

石積みの練塀

祝島に上陸すると、予想以上に寒風が吹き荒んでいた。

3月も中旬。ある程度暖かいと踏んでいたが、まあまあの寒さだ。

寒の戻りってやつかな。

 

とにもかくにも、港町を散策。

街は小さな離島にありがちな狭い路地で構成されており、平地は少なく坂が多い。

 

船着場で得た地図を片手に、ぐねぐね曲がりくねった路地を抜けまずは見晴らしのよい高台へと登ってみた。

うーん…なんとも言いづらい眺め。

 

場所を変えて、より良い映えスポットを探す。

 

しばらく歩いていると、寒桜を見つけた。風は相変わらず冷たいが、ほんの少し春の訪れを感じた。

 

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街を歩いていると、そこかしこで祝島独特の塀を見かける。

 

石と土や漆喰を固めた塀で、けっこう珍しいらしい。

Wikipediaによると、他の場所では韓国の済州島くらいにしか残っていないのだそうだ。

 

若干、南国風にも思えるこの練塀は本当に特徴的で、エキゾチックな雰囲気を街に漂わせている。

 

迷路のような分かりにくい路地も相まって、非日常さやファンタジーさを感じさせる。

 

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お目当てのネコは寒いせいか、あまり見つからない。

見つけたとしても警戒心が高く、すぐに逃げてしまう。

 

 

練塀の他にこれといった見どころを見つけられなかったので、近くの高台にあった神社や街中を意味もなくぶらついた。

そうこうしているうちに昼時になったので、「古泉」という食事処で昼食を取ることにした。

 

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ここにたどり着くまでが、また大変。

特に目印があるわけでもないので、なんかのダンジョンに迷い込んだのかってレベルで彷徨った。

 

何故か鍵がしまっていたのでベルを鳴らし店内に入ると、畳が敷いてある古民家風のお店だった。

 

店主もご年配の男性で、おじいちゃん家に来たようなノスタルジックな雰囲気だ。

 

窓際の席に座り、自分は「とりから甘酢あんかけ定食」を、カメラ女子は「とりのからあげ定食」を注文した。

 

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写真を撮り忘れたので、気づいた時に余っていた豆腐だけ撮影。

唐揚げは結構ボリューミーで、会計時に店主さんが「よく食べきったねえ」と言っていたので残してしまう人もいるのかもしれない。

 

ちなみに、写真の豆腐はカメラ女子が食べきれなかったもので、代わりに食べてあげた。

定食には豆腐のほかに味噌汁も付いていた。650円という料金も、量のわりにリーズナブルだ。

 

店先からは桜の木が植えられた庭を眺めることができた。

あいにくまだ咲いていなかったが、満開の時期にはきっと綺麗な光景を愛でながら食事を楽しめるんだろうと思う。

 

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平さんの石積み棚田

店を出るとネコがたくさん出てきた。

店で休んでいる間に、多少天候が回復したおかげかもしれない。

 

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少し怖がりなところもあるが、ゆっくり手を伸ばしてやるとネコらしく体を擦り付けてくる。

 

いままで、あまりネコとの接点がなかったので、いまいち触れ合い方が分からない。

家でネコを飼っているというカメラ女子に愛で方を教わりつつネコと戯れた。

 

 

しばらくネコと触れ合ったあと、港町から徒歩で1時間ほどの距離にある棚田に向かうことにした。

 

平田さんという方が親子で長年かけて作り上げた石垣の棚田らしく、祝島の観光名所の一つらしい。

 

車一台倒れるかどうかの狭い山道を通って、所々で風景を写真に収めていく。

 

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棚田は祝島の南側にあり、先ほどまでの北風は吹いて来ないので、一転穏やかな気候だ。

坂道もおおいので、少し汗ばんできた。

 

道は崖の上のような所を通っており、かなりの傾斜がある岸壁に沿ってビワの木がたくさん植えられている。

先ほどの港町を見た限り年配の方が多い印象を受けたのだが、これらの木を手入れするのは大変な作業だろうなと感じた。

 

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取り留めのない会話をカメラ女子としながら歩みを進めていると、ようやく棚田が見えてきた。

 

それまでの道中でも棚田は見かけていたので、それらを少しデカくしただけだろうと思っていたが、予想以上に大きかった。

もはや、城と言ってもいい。

 

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10メートル近い高さの石垣が山の斜面に沿うようにそびえ立っており、その中央部分に黒色の倉庫が建てられている。

近くに寄ると倉庫の外壁は表面は焼かれている。

強度を上げるためにわざとそうしているのだろう。

 

中を覗いてみてみると囲炉裏が設置されていた。

仕事終わりに茶を沸かして飲んだり暖を取っていたりしていたのかもしれない。

 

棚田の上からは瀬戸内海が見渡せ、のどかな雰囲気が辺りを包んでいる。

世の中の忙しない情報化社会から切り離されたような、のんびりとした時間が流れていた。

 

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しばらく写真を撮ったりぼんやりと景色を眺めて、港の集落に戻ることにした。

 

帰る途中、野性なのか放し飼いなのか山の中を彷徨いているチャボや、何の見せしめか木に吊り下げられているカラスを見つけた。

 

石豆腐を手に入れた。

港の集落に戻ってきた。

未だこちら側は北風が強く吹き、少し寒い。

 

乗船時間まで時間があったので、喫茶店に入り一服することにした。

 

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それぞれコーヒーやカフェラテを注文。

 

道中で散々カメラ女子と会話していたので、特に話す話題が見つからない。

机の上に据え置きしてあった絵本を見たりスマホを弄りつつ一言二言だけ話す状態を続けていると、店員さんが気を遣わせてか話し掛けてきた。

 

祝島の見所や名物について話を聞いたり逆に尋ねたりした。

基本的に自分は人見知りだが、話しかけられたら話せる方だ。相手が赤の他人ということもあるのかも知れないけど。

 

そのおかげで、「こっこう」という名のキウイの原種を焼酎に漬けた梅酒みたいなのを味見させてもらった。

けっこう美味しい。

 

 

近くに石豆腐というものを売っている店があるということなので、行ってみることにした。

 

石豆腐とは、にがりではなく海水で固めた豆腐で、木綿豆腐以上にガッチリとしているらしい。

その固さから、煮物に入れても煮崩れしないとのこと。

 

祝島の名物、石豆腐が買える店を喫茶店の店主に教えてもらい向かった。

 

売店は喫茶店の裏の筋にあり、町の商店って感じ。

気さくなおじさんが2人用に石豆腐を切り分けてくれた。

 

せっかく来たのだから、名物を土産として買って帰りたいしね。

おすすめの食べ方も教わった。

 

猫との戯れ…島を離れる

石豆腐を購入し、船着場に向かうべく海岸沿いの道を歩いていると猫がたくさんいた。

 

釣り人に慣れているせいだろうか。

今までの猫と比べると人懐っこい。

 

首もとを撫でてあげると、気持ちよさそうに目を細めている。

カメラ女子と2人で猫を撫でていると、自ずと穏やかな気持ちになっていく。

 

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最後の最後で、猫島らしいことをして船着場へと向かった。

名物の石豆腐を手に入れられたし大満足だ。

 

f:id:udzulla:20200322103033j:image船着場に鶴瓶と又吉のサインが飾られていた。

 

旅の終わりに

無事に室津港まで戻ってきた。

再び車で2時間をかけて、帰路につく。

 

カメラ女子もどちらかというと人見知りする方みたいなので、当初は表面的な印象だったが、さすがに素の状態で話してくれるようになったっぽい。

方言とかが所々に出てるし。

 

高校の時の変な先生の話なんかをしつつ笑い合った。

 

 

途中、長めのトンネルに入った時フロントガラスが曇り前が全く見えないというアクシデントがあった。

お互いかなりパニックになったが、吊り橋効果で何かが芽生えたとか芽生えなかったとか…。いや、ないやろな。たぶん。

 

特にほかに何かが起こることもなく、彼女の家の最寄駅まで送り届けてあげた。

 

よく分からんけど、これでいいんよね。

友達として遊びに行ったのだから、変な事を期待したり求めたりするのは違うんだろうし。

 

社交辞令かどうかは定かではないが、また行こうという話をして別れた。

 

 

まあ、今回の旅は普通に良かったと思う。

小さな島にしては、祝島は観光資源も名物も豊富な方だと感じた。

 

また来るかどうかは不明だが、都会での生活に疲れたときは落ち着きを取り戻すのにおすすめだ。

猫もいるし、いい意味で何も無いし、いわばセラピー島。

それが祝島だと、そう思った。

 

島の形もハート型してるらしいし、カップルが気まぐれに遊びに来るには良いのかも。

コンビニはないので、トイレが近い人や便利さを気にするひとは要注意ってことで。

一人暮らしを始めて1年が経った件。

季節は弥生。

寒さの中にも少しずつ春の訪れを感じるようになって来た。

 

 

少し前に「山口に来て1年が経った件。」という記事を書いたが、一人暮らしの件もあるし、もう少しだけ綴ってみる。

 

結論から言うと、自分には一人暮らしは向いてないと感じた。

人嫌いの自分ではあるが、元来寂しがり屋なので、はっきり言って一人暮らしが楽しいと思ったことは一度もない。

 

休みの日はほとんど寝てばかりで、たまに人と話すことがあると、仕舞いに喉が痛くなってくる。自分の場合、一人暮らしをしていると声帯が退化するらしい。

 

加えて、以前の職場では1週間が2週間に思えるほど休みが待ち遠しく辛い毎日を送っていたが、今はわりとすぐに休みがくる気がする。

それは良いことなのだが、何も予定を立てていないときなんかは、退屈な土日が来ることを考えて少し憂鬱になっている自分すらいる。

 

特に、この間みたいに旅行に出掛けた後なんかは次の楽しみが無くて、ひたすら無意味に寝続けたりしてしまう。

今日も一日の半分は寝ている気がする。

 

徒然なるままに、どうしようもないことを綴ってみたが、なんだかんだ言ってまだ暫くは山口にいそうな感じだ。

クビにでもならない限り、あと数年はいるんじゃないかと思う。たぶん。

 

 

もうじき山口で2度目の春を迎えるわけだが、去年と比べると少しは状況が違う。

 

ジモティをきっかけに人脈も広がりつつあるし、行動力も向上したように思う。

 

一人でいると辛いことは多いし、落ち込んだ日なんかはいつまでもその暗い感情を持て余してしまうが、適度に他人と会って良い刺激を受けたいものだ。

 

そのうちに、何かが変わってきたり得るものも出てきたりするのかもしれない。

 

 

前職についていた頃、無性に一人暮らしをしたいと思ったことがあった。

人付き合いに疲れて、友達も家族もいない、知り合い皆無の山奥に逃げ込みたいと思った。

 

でも、やはりそれは無理だったのだろうなと思う。

今でもたまに誰とも関わりたくないと考える日はあるが、やはり人恋しくなる。

親戚が近くにいる今の状況でもこんな状態なのだから、きっと完全な一人ぼっちになると多分病む。

 

自分が傷つかないために、人と距離をとり自分の殻に閉じこもっていたいものだが、それもそう簡単にはいかない。

 

退屈なのを理由に行動力や活動範囲が広がったのは山口に来た成果なのだと言えよう。

とか、言いつつ今日も家に引きこもっているわけだが。

 

 

何にせよ、この春で2年目の山口。

思い起こせば一年前、ワーキングホリデーだと思おうと意思を固めて山口行きを決めたのだ。

 

まだ行っていない観光地があるし、近隣の県にもまだまだ行ってみたい。

ジモティとかを使って更なる友人を募りつつ、引き続き山口ライフを楽しんでいこうと思う。

台湾の友達に会ってきた。2

 

台湾旅行2日目 2/23

今日はこの旅の大本命、台湾の友人に会う予定だ。

 

相部屋になった中国系の女の子に別れを告げ、足早にホテルを出た。

久しぶりに友達に会うことを考えるとなんだかドキドキして、あまり寝られなかった。

 

雙連朝市を訪ねてみた。

まずは朝ごはん。台湾で朝食の定番らしい豆乳スープ、豆漿を食べることにした。

 

せっかくなので、台北駅近くのホテルから歩いて20分ほどで着く雙連朝市に向かった。

 

地下道をてくてく歩いていき、地上に出るとさっそく周囲から焼き魚のような匂いが漂ってきた。

 

目の前には一本の小径を取り囲むように多数の屋台が立ち並び、果物や海産物をはじめとした商品が所狭しと陳列されている。

道は賑わい、地元民はもちろん観光客など多くの人々が辺りを行き交う。

 

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朝市の最寄り駅、雙連駅のすぐ近くで豆漿が有名な店を発見したので、そのまま入店した。

 

今回、注文したのは鹹豆漿。

塩味の豆漿だ。甘いやつもあるらしい。

ここの店員のおばちゃんも日本人に慣れているらしく、パパッと注文を取り料理を持ってきてくれた。

 

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ラー油が掛かっていて、けっこう辛い。

でも、味はわりと好きだ。朝から刺激物はつらいが、流動食なのでラー油を避けて食べれば胃には優しそうだ。まあまあ美味しい。

 

店はかなりの賑わいをみせ客の回転数も早いので、ちゃちゃっと食べて店を出ることにした。

 

 

朝市をぶらついていると寺を見つけた。

たしか学業の神様が祀られているんだっけか。菅原道真みたいな感じ?

 

参拝方法があるので、線香を5つほどもらって見様見真似で仏様に手を合わせる。

 

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やはり日本の寺と比べるとかなり派手だ。

屋根の上を見ると、日本昔話のオープニングみたいに人が龍の上に乗った装飾がある。

 

お堂の中で始まった読経も、日本のそれと比べて少しポップな気がする。

 

 

朝市の通りを抜けて、友達との待合場所である士林駅に向かうべく隣の民権西路站から電車に乗った。

 

故宮博物院を見学してみた。

朝市に寄ったせいで待合せ時間の遅刻を心配したが、無事に予定時刻前に到着。

ルーターを持っていないので通信に関しても不安だったが、駅のwifiが使えたのでちゃんと連絡を取り合うことができた。台湾のwifi環境は便利だ。

 

今回会う友人は女の子。

というか、台湾の友人は3人ほどいるのだが全員女の子だ。

 

普段、女の子と待ち合わせることなんて無いから緊張する。わりと可愛い子やし。

 

彼女と会うのは実に4年半ぶり。

密かな恋心のようなものを抱いている自分としては、待ちに待った再会といった感じだ。

 

 

待つこと15分。

マスク姿の女の子が話しかけてきた。

 

「久しぶりー」

 

流暢な日本語を話す彼女はまさしく例の友達だ。変わってないなー。

 

開口一番、待合せ場所を間違えたと言ってきた。その天然ぶりがまた可愛い。

 

 

はやる気持ちを抑えつつ、駅近くのバス停へと向かう。

彼女と一緒に故宮博物院に行く約束をしていたので、そこからバスに乗った。

 

 

久しぶりの再会で緊張してしまうことも考えたが意外とそんな事はなく、いま何をしているのかという話を互いにする。

やっぱ自然体で話せるからこそ友達よな。

「一緒に過ごした時間の多さは関係ナッシィング」ってONE PIECEのボンクレーも言ってた。

 

 

彼女はいま秘書をしているらしい。

天然で大人しい彼女にしては予想外の仕事に就いているなという印象を受けたが、意外にも仕事はできる子なのかもしれない。すごいなぁ。

 

 

そんなふうに取り留めのない話をしているうちに故宮博物院に到着。

荷物を受付に預けさっそく入館した。

 

 

世界三大博物館の一つに数えられる故宮博物院。さすがにでかい、広い。

じっくり観ていたら一日が終わりそうだ。

 

昼からはもう一人の友人に会う予定なので2時間ほどで館内を周ることにした。

 

コロナウイルスの影響で、館内は人が少なめ。

一緒に来ている女の子(モリさん)によると、いつもは中国人とかでごった返しているらしい。ある意味ラッキーだ。

 

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これは何なんやろねー、とか言いながら館内を巡る。

時折、展示物とは全く関係ない話をしつつ彼女との博物館デートを楽しむ。

いやー、台湾旅行を強行した甲斐があったなあ。

 

 

館内を巡っていると有名な展示品を見つけた。

豚の角煮である。

 

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予想以上にこじんまりとしているが、造形は素晴らしく本当に角煮に見える。

普通に美味しそう。

 

多少、人が群がってはいたが十数人しかいないので間を縫ってささっと撮影。

普段はもっと混んでいるのだろうな。

 

 

残念ながら白菜は出張中で観ることができなかった。

それでも、人が少ないおかげでたった2時間ほどで館内のほとんどを観てまわれたので大満足だ。

 

あと、意外に日本人が多かった。

 

 

もう一人の友人とも再会。

再びバスやら電車やらに乗って、もう一人の友人との待合せ場所へと向かう。

 

その道中でもモリさんとの会話を楽しむ。いま飼っている犬の動画なんかをみせてもらった。

黒い柴犬みたいに見えるけど、台湾の犬らしい。

たしかミルとかいう名前だったかな。台湾ではよくある名前とのこと。

 

 

少し踏み込んで恋愛についての話を聞いてみる。

今のところ彼氏いない歴=年齢(26歳)らしく、少し安心した。というか、自分もなんだけど。

ちなみにモリさんは自分の一つ歳上だ。

 

しかし、今はそもそも恋愛に関して興味がないらしい。うーん、それはちょっと望み薄というか辛いな。

また日本に行きたいと言っているので、今後に期待するしかない。

 

 

そうこうしているうちに、待合せ場所に到着。

もう一人の友人、カリカリさんと合流した。

 

カリカリさんはすごくサバサバしてて、話すと面白い。

出会って早々、先週ポテチを2袋も食べて顔にニキビができまくってるという話をしてきた。仮にも女の子なのに、乙女っ気なさ過ぎやろ(笑)。

温かいとはいえ、2月なのにサンダル履いてるし。

 

モリさんもそうなのだけど、化粧をしているようには見えない。

その素朴さが良いと思う。

台湾人でもオシャレに気を付けている人はいると思うけどね。あるいは、男として見られていない説。

 

少し辺りをぶらぶらする。

 

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しばらくして、モリさんが家族から買い出しを頼まれているらしく一度別れると言ってきた。

そんなあ…。

 

かなり残念だが、仕方がない。

駅へと向かうモリさんを見送り、カリカリさんと自分は台北へと戻ることにした。

 

見送る瞬間、モリさんが電柱にぶつかりかけた。可愛いなあ。

 

 

台北市内を散策。

バスで台北に戻る途中、カリカリさんの近況についても聞いた。

まだ大学院生をしているらしく、次年度から働き始めるらしい。サロン系の会社らしい。

 

モリさんはあまり自分から話してくれないので、こちらから話題を振らないと会話が始まりにくいのだが、カリカリさんは真逆。

一人で延々と話す。

 

最初こそ良いのだけど、次第にこっちが疲れてくる。

いや、まあ別にいいんだけど。

 

 

バスを降り、街を散策。

まずは旧帝大台北大学を案内してくれた。

約100年前の建物があったり、南国風の通りがあったりと一観光地になっているようだ。

 

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カリカリさんから大学構内の簡単な紹介を受けつつ歩き回っていると疲れてきたので、池の湖畔にあったベンチで休むことにした。荷物重いし。

 

広いキャンパスは、もはや公園化していて子供たちが元気に遊んでいる。

ガチョウなんかも我が物顔で道を歩き、それを見ながらカリカリさんと談笑する。

 

カリカリさんがチーズの入ったパンをくれたので食べてみる。

…胃にずしっとくるな。

 

前回、台湾に来た時もそうなのだけど、どうもあまり食が合わないようだ。

昨日からなんとなく胃もたれしてるし、お腹が空かない。

 

そういう話をカリカリさんからネタにされつつ、まもなくして大学をあとにした。

 

 

その後も、街をぶらつきながら本屋さんに入ったり喫茶店でチーズ入りのお茶を飲んだりした。

お茶はお茶として飲みたいと思った。

 

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台湾人は政治の話をすることが多いらしく、台湾の政治事情を教えてもらったり、逆に日本のことについても教えてあげた。

 

と言っても詳しい訳ではないので、去年の改元について知っていることを話したくらいだ。

 

 

そんなふうにしてモリさんの帰りを待ち、今度は西門に向かうことになった。

若者たちで賑わう台湾版新宿とか呼ばれる街らしい。新宿行ったことないからよく知らんけど。

 

西門をぶらついた。

夕方頃、モリさんと再会。

実に4〜5時間ぶりのモリさん。会いたかったよー。

 

若者たちでごった返す街を見て周りながら目的もなくぶらつく。

ストリート・パフォーマンスなんかを傍目に、あたりの店を物色。

 

 

昨日、桃園空港に着いたときお土産の引換券をもらっていたことを思い出したので、モリさんたちに協力してもらいながら当該の店の探すことになった。

わりと近いらしい。

 

マップとかを駆使しつつ無事に店に到着。

店員さんに引換券を渡しお菓子をもらう。台湾土産の定番、パイナップルケーキかと思ったが違うようだ。

 

話によると、今日はたくさん引換券を持ってきた客がいたので本来渡すものがなくなってしまったらしい。

貰えさえすれば何でも良い。

 

タピオカ入りのチョコを試食したりして店を後にした。

 

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その後、カリカリさんの希望で台湾のアニメイトに行ったり近くのスムージー屋さんとかに行った。

本当に台湾は日本のものをバンバン輸入しているんだなあ。

 

カリカリさんに至っては自分よりも日本のアニメに相当詳しそうだ。

 

一方で、モリさんはアニメには全く興味がないらしく、ぽけーとしながら店内を巡っている。

ちびまる子ちゃんくらいしか観たことがないらしい。まあ、興味の有無は人それぞれだからね。

モリさんが好きだという野球なんかは、逆にこっちは全然分からんし。

 

 

そんなふうに1時間ほど街を散策。

明日はモリさんは仕事があるというので、そろそろ家に帰るらしい。

えー…もう少し一緒にいたかったな。

 

そんなことなら一緒に買い出しに付いていくんだった。めっちゃ後悔。

 

とは言え、いまさら後の祭り。

写真だけ撮ってお別れすることになった。

 

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コロナウイルスが流行っているのでマスクをして撮影。

 

いや、これはネタ。あとでマスクを外して撮り直した。

手前に映っているのがカリカリさんで、奥にいるのがモリさん。自分は相変わらずぬぼっとした佇まいだな。

 

かなり名残惜しいが、モリさんとはここでお別れ。

山口で買ってきたお土産のお菓子を渡すと喜んでくれた。

また会える日が来ると信じ、ハイタッチをして別れた。

 

 

その後、カリカリさんとぶらつき再開。

特に行くところもないので、意味もなく彷徨きながらニ・ニ八公園とかに行ってカリカリさんの説明を聞いたりした。

 

小1時間ほど歩き回り疲れてきたし、カリカリさんも2時間かけて家まで帰らないといけないので、そろそろお開きにすることにした。

最後にタピオカ・ミルクティーだけ購入。美味しい。

 

桃園空港行きの電車に乗るため駅の改札までカリカリさんが見送ってくれた。

カリカリさんともまた会いたいものである。

 

会ってくれたことと、色々と案内してくれたことに感謝して電車に乗り込んだ。

 

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旅の終わりに。

翌朝8時の飛行機を取っていたので、ホテルは予約せず空港に泊まることにした。

ソファーで仮眠を取り、翌朝チェックインしたあと構内の無料シャワーを浴びた。

 

さすがの台湾でも夜は少し肌寒く感じた。

それにしても、昨日から豆漿とチーズパンくらいしか食べてないのに全然腹が空かない。

恐るべし台湾フード。

 

機内食だけもそもそと食べた。

それも、食べてる途中で回収されちゃったし。

 

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さらば台湾、また会う日まで!

 

コロナウイルスのせいで中止が危ぶまれた今回の台湾旅行だが、無事に行って帰って来られて良かった。

もしかすると、モリさんたちとはもう会えないかと思っていたので会えて本当に良かった。

 

彼女たちと少しでも会えただけで、この旅に大きな意義があったと言える。

 

今回の旅で改めて台湾って良いところだなと思った。また来たい。モリさんたちに再び会うためにも。

 

 

台湾のお金が予想以上に余ってしまったが、あえて日本円への換金はしなかった。

手数料が勿体無いし、また台湾に来るという誓いでもある。

 

できればモリさんたちの方から日本に来た時にでも連絡をくれたら嬉しいけど、その点どうだろうか…。

 

待っていても仕方がないし、自分からまた台湾へ会いに行ける日を夢見て、また仕事なり何なり頑張ろうと思う。

 

今度会ったときに備えて、中国語を少し勉強してみてもいいかもしれない。

台湾の友達に会ってきた。

令和になって初の天皇誕生日

2月下旬の連休に台湾に行ってきた。

 

コロナウイルスの件もあり家族には反対されたが、日本でも感染が拡大しつつあることを考えると、もはやどこにいても一緒だろう。

パスポートの有効期限が切れる前にもう1カ国行きたかったし、久しぶりに台湾の友達に会いたくなったので強行した。

 

もちろん感染は怖いから、小まめな手洗いとマスクは心がけた。

 

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台湾旅行初日 2/22

台湾に着いたのは昼過ぎ。

さすがに空港も機内も閑散気味で、入国時には少し厳しめな検疫があった。

 

2時間後に九份へのオプションツアー参加を予定しているので足早に空港を出る。

2017年に開業したという桃園空港線の電車に乗り、さっそく台北へ向かった。

前に来たとき(2015年)と比べると、かなり便利になってるように思う。実に4年半ぶりの台湾だ。

 

車窓から外を眺めると、なんとなく日本とは違う独特の色使いをした建物が多い気がする。

しかし、パッと見ではほとんど日本と変わらない。車が日本とは逆の車線を走っているのを見て海外に来たなーって思う。

 

 

台北駅へは快速に乗ったので40分ほどで到着。

駅構内は広くややこしいので、事前に調べていた経路を思い出しつつツアーの集合場所へと急ぐ。調べてなかったらマジで死んでたと思う。

 

途中、変な像を見つけた。変態にしか見えない。

おそらく台北駅の待ち合わせ場所的ポジションを担っているのだろう。

 

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九份に行ってみた。

無事に集合場所に到着し、他のツアー客と合流する。

といっても、自分以外の参加者はたったの4人。うち1人は現れず。迷子かな。

 

事前にツアー会社に連絡をとった際、たしか10人近くはいると言っていたはずだが、コロナウイルスのせいで減ってしまったのだろうか。

何にせよツアーは2名以上でないと遂行はできなかったので、参加してくれた3人には感謝である。ちなみに、その3人は家族で来ていた。

ある意味、勇気がある。

 

現地ツアーガイドの運転する車で約1時間ほど走り、九份へとたどり着いた。

天候はあいにくの雨。

足下をぐしょぐしょに濡らしながら、提灯が赤く灯り始めた堅崎路の階段を登っていく。

 

その筋にはガイドブックに載っているような九份の看板とも言える景色が広がっている。

かの有名な阿妹茶樓もご覧の通り。

 

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九份では芋円という名のスイーツが有名らしいので、ひとまず階段を登りきり阿柑姨芋円という店を訪れた。

簡単な日本語が通じるのでさっそく冷たい芋円を注文し、店の奥にある展望席へ。

 

雨のせいで辺りは霞んでいるが、景色は悪くない。

階段を登っている最中にツアー参加の3人とははぐれてしまったので、1人で席につき芋円を食べる。…別にいいんだけどね。

 

芋円自体は白玉みたいな感じだ。

温かいのを選んでいたら、ほぼお汁粉じゃないかと思う。でも、けっこう美味しい。

 

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しばらく休憩したあと、店を出て散策再開。

昔、九份は金鉱山として栄えていたらしく、鉱山にまつわる建物も散見される。

ジブリ作品の舞台に似ていることから、店先にはそれ関連のグッズも多い。

 

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ますます雨は強くなり靴もずぶ濡れだが、折角来たので根気よく探索を続ける。

今度は肉円というものを食べることにした。

 

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パクチーだろうか。

独特の香りのする葉っぱが上に乗っていることもあり、和食にはないパンチのある味だ。

食感はもにゅもにゅしてて、ニラまんじゅうにも似ている。THE中華って感じ。

 

そうこうしているうちに夜は更け、提灯の灯る街並みの雰囲気は良い。ただ、雨は台風なみに降っている。

 

細い路地に様々な雑貨や建物が並び、コロナウイルスでひと数は減っているとはいえ、そこそこの賑わいを見せている。

たまにその路地を、ゴミ収集車がねじ込むように走ってくる。これも、ある意味では九份名物なのかもしれない。

 

九份はお茶も有名らしいので、店員さんが試飲で勧めてくれたものをすすりながらブラブラした。

 

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2時間ほど街を練り歩き、ツアーの集合場所へ。

途中途中で写真を撮りながら、夜景を楽しんだ。

 

士林夜市で食べ歩き。

車に揺られ再び台北付近に戻ってきた。

台北で一番大きいという夜市、士林夜市で下車しひとり食べ歩きをすることにした。

こちらでは雨は殆ど降っていないらしい。

 

市場には食べ物だけでなく雑貨も豊富。

なかばお祭り騒ぎのようにも思える。

店員も日本人慣れしているので日本語でバンバン話しかけてくるし、あまりの店の多さに疲れてしまったので、途中で見つけた日本人用の休憩所を謳う店に一時避難した。

 

そこにいた店員さんや、春休みを利用して台湾一周をしたという大学生と会話をし情報収集。

士林夜市で美味しいと話題の食べ物やお店を教えてもらった。

 

やはり異国の地で同郷の人間と会えるのは安心する。

情報代としてコーラを注文して、しばらく休んだあと再び市場へと駆り出した。

 

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まず食べたのが、胡椒餅

小さい屋台で、おばちゃんが売っていた。見た目はゴマが振ってありハンバーガーのようだ。

 

いざ食べてみると、かたっ!

フランスパン並に堅い。冷めてるのかな。

中には、何とも形容しがたい味がする肉系の餡が詰まっている。胡椒が入っているせいか後からピリッとした辛さがある。

 

美味しいかどうかでいうと正直微妙。

でも、不味くはない。

屋台で食べるファーストフードだ。

 

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次に食べたのは鶏排。

いつも長い行列のできるフライドチキン屋さんとのことだ。

 

先ほどの休憩所で会った店員さん曰く、ここのチキンは揚げた後に焼いているので余分な油が落ちて美味しいらしい。

 

10人ほどの行列ができていたので、そこに並んでチキンをゲット。顔くらいの大きさがある。

 

辛いかと思ったが、予想に反してけっこう甘い。唐辛子が少し掛かっているが、それでもまあまあ甘めの味付けだ。

 

んー、これが行列のできるフライドチキンか…。

残念ながら、その良さは分からないままチキンを口の中にねじ込んだ。

少し胸焼けした。

 

 

次に食べたのは線麺。

口をさっぱりさせるべく、汁系のものを食べることにした。

 

10歳前後の女の子が接客してくれた。

その子の親と思われる店員さんかよそってくれた線麺を手に、店の奥の席に座る。

 

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麺は線麺という名前だけあって、かなり細めだ。乳麺みたいな感じ?

 

スープを飲んでみると、出汁が効いている。聞いた通りだ。

 

聞いた通りなのだけど、あまりに鰹節が主張しすぎている気がする。

出汁が恋しい日本人向けではあるが、ここまで濃いのは…。でも、まあ今まで食べた中では口に合う方かな。

 

 

店内に設置されたテレビを観るとクレヨンしんちゃんが放送されていた。

話には聞いていたが、本当に日本の声優さんの声とそっくりだ。台湾って本当に日本の文化を取り入れすぎやろ。

 

中国語なので何を話しているかは分からないけど、しんちゃんたちの映像は観ているだけで楽しかった。

 

 

時刻は22時。明日は台湾の友人に会う予定なので、そろそろホテルに向かうことにした。

 

店員さんに軽くお礼を言って、夜市を離れる。ほんと賑やかな街だなあ。

 

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泊まるホテルは台北駅近くのドミトリー。

電車で台北駅まで戻り、ほとんど単語の英語を駆使しつつチェックインした。

 

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けっこうオシャレなホテルで悪くない。

去年タイに行ったときは一人部屋で少し寂しい思いをしたが、今回は相部屋なのでその点は心強い。

 

一方で、ある程度プライベートは守られているし、自分専用の鍵付きロッカーもあるのでセキュリティ面も安心。

部屋にあるシャワーを浴び、ベッドで明日の予定を確認しつつ寝ることにした。

 

 

続く

山口に来て1年が経った件。

ここ数日、今年の暖冬にしては厳しい寒さが日本を襲ったが今日は比較的暖かい。

とはいえ一人で過ごす夜はやはり寒々しく、心まで底冷えしてくる。

 

 

今回、2020年始まって初の投稿になる。

それにしてはあまりに辛気臭い内容ではあるが、最近なんだか精神的に暗くて仕方がない。

 

 

正月明けに地元から帰ってきてから、なんだか少し調子が悪い。

その原因自体は自分自身にあるし、その対応策としてどう振る舞うかの選択をしたのも自分だ。

しかし、それに伴う副作用がいまの状況にあるのなら仕方がないと言うしかないだろうか…。

 

 

昨年末、伯父であり上司でもある社長に口ごたえをしてしまった。

我ながらストレスが溜まっていたんだと思うが、そのせいで少々面倒くさいことになった。要は失言が過ぎてしまったわけだ。

 

せっかく帰省してゆっくりするつもりだったのに、両親から説教を受けたり口げんかもしたりした。

山口に戻ったらちゃんと謝るよう釘を刺されたので言われた通りにはしたが、少なくとも自分の中に蟠りが残ってしまったのは確かだ。

 

その日から、特に反論も反抗もしないことにした。

抗うことが無意味なことだと思ったからだ。従順を演じることで穏やかに過ごせるなら、自他ともにメリットはある。

だから、この1か月近くの間は腹を立てることはほとんど無かったし、見た目の態度はともかく少なくとも表面上は素直に従えていたように思う。

 

端的に言うと、感情に蓋をした。

 

思い返せば、前の職場でも似たようなことをしていたように思う。

無論、当時と比べたらかなり楽ではある。事務の仕事をしている以上、機械的な作業に徹することができるからだ。

 

けれど、その対価としてポジティブな感情も失ってしまうことを忘れていた。

 

 

この1か月間、例のジモティを使ってイベントやら集まりやらに参加することもあったが、相変わらず持病のコミュ障が発症してしまうこともあり自己嫌悪に陥るばかり。

気分転換どころか普通に悪循環。

 

どんどん気持ちが塞ぎ込んでしまい、他人と関わり合いたい気持ちと、自分の殻に閉じこもりたい気持ちとがせめぎあって訳が分からなくなってくる。

 

 

ついさっきも親から電話があり、最終的にケンカで終わってしまった。

自分自身に孤独耐性があまりないことを知っているにも関わらず、毒を吐いて壁を作ってしまうのは心の弱さだ。

 

いっそ本当に孤独になってしまえばいいのに、と破滅的な考えにとらわれる。

思い切ってLINEでも消せればいいのだけれど、その勇気すら無い。

 

 

というか、よく考えたら実際問題として友達なんて殆どいないようなものだった。

 

どうしたらいいのだろうか。

山口に来てから1年。なにも変わっていない。

 

いや、変わらないことを選択したのは自分なのだから当たり前か。

 

 

答えはなかなか見つかりそうもないけど、探すしかない。

テレビや本やネットなんかで手掛かりを探すけど、それはどれも無意味で結局は自分で見つけるしかないのだろうと思う。

 

自分が何をしていると楽しいのか、嬉しいのかも正直よく分からない。

それが分からないのは、わりと辛い。

 

 

何はともあれ、気分が底を付いたらそのうちまた上にあがってくるだろうと思う。

かれこれ1週間ほど暗い気分が続いているが、また明るい話題でもできればここに綴っていくつもりだ。

 

 

今日はバレンタイン。

長らく浮ついた話にご縁はないが、せめてバレンタイン司祭の冥福を祈ろう。

 

(追記)

この日の夜、知り合いに誘われソフトバレーを少しした後ラーメンを食べに行った。

全回復とは言わないものの、少し気が楽になった。何にせよ、ひとり寂しいバレンタインデーは回避できた。

 

感謝である。

2019年を振り返って。

今年も年の瀬。

暖冬ということもあり大して寒くはないが、風が少し強い。

 

この一年もいろいろなことがあった。

去年ほど気分の浮き沈みはなかったような気もする一方で、別のことでも大きく揺れた。

 

ということで、去年に引き続き2019年を適当に振り返ってみたいと思う。

 

では早速。

2019年

今年の良かったことベスト3!!

 

1.家族で岐阜旅行

夏休みに家族全員で久しぶりに旅行をした。

日帰り旅行なら年1くらいで行くし、なんなら2月にも高知へ行ったが、泊まりで行く機会はあまりない。

 

そんななか夏休みに山口から帰省したときに、ぽろっと話に出たのをきっかけに急遽岐阜へ旅行することになったのだ。

前から行ってみたかった下呂温泉白川郷、石川県の兼六園なども観てまわれたので充実した休暇が取れたように思う。

 

久しぶりの帰省だったので、当初は自分がどんな人間だったか振る舞い方に戸惑いそうにもなったけど、妹とのくだらない掛け合いなどを通して自分を再発見できたのも良かった。

 

そういうのを引っくるめて、今まで自分の過ごしてきた環境の大きさを再認識した旅行だったと思う。

 

2.九州一周旅行

GWに高校時代の後輩と2人で九州一周の旅に出た。

今年のGWは9連休だったので、このタイミングでしかできないと思い提案した。

半ば強引に誘ったところはあったが、彼は彼なりに楽しんでくれていたのではないかと思う。

 

九州に行ったのは10年ぶりで、今回の旅行で初めて訪れた場所も多かった。

基本的には温泉旅行だったが、後輩くんのリサーチをもとに野湯などの穴場巡りをしたのも刺激的な旅だったように思う。

 

一度どういうルートで回るかについてケンカになった時もあり、彼が心の中でこの旅をどう思っているかは分からないし、二度と一緒に旅行したくないと思っているかもしれないけど、個人的には一緒に行けて良かったと思う。

 

なんにせよ今年だからこそできたことだと思うので、2019年を楽しんだ成果として挙げられるだろう。

 

3.タイ一人旅

9月の連休に1人でタイに向かった。

数年前から行きたいと思いつつ、なかなか行けていなかったのだが、パスポート有効期限が切れることもあり、思い切って一人で行くことにしたのだ。

 

最初、親には反対されたし、職場でも有休を取ろうとしたら苦言が出たのでかなりハードスケジュールになってしまった。

しかし、一人旅が不安だったぶん事前にいろいろ調べて一人でも困らないよう頑張ったし、そういう行動を起こせたこと自体に大きな意義があったように思う。

 

世界遺産は観られたし、日本とは全然違う雰囲気のお寺も観てまわれたので時間は短くても楽しめた。

 

とは言え、まだまだ行きたい場所はあるので、また訪れたい。

今度はベトナムにも行ってみたいし、近々台湾に再び訪れるつもりだ。

来年もいろんなことに挑戦して行動していきたいと思う。

 

 

以上が、今年の良かったことベスト3だ。

全部旅行だな…。

しかし、総括するとやはり「新しいことに挑戦して行動できた」という点が今年の大きな成果だと思う。

 

2019年は、山口で一人暮らしを始めたというのが大きな変化であり、それ故に自分でいろいろしないといけなくなった。

何も行動を起こさないと何も変わらない、何も起こらないということを強く感じた1年だった。

 

だからこそ、いろいろ挑戦したし、自分自身を楽しませるべく行動も起こした。

その結果、山口でも知り合いが増え、久し振りに女の子と2人で出掛けるなんてこともした。

 

そういうことを考えると、今年は我ながら行動的な1年だったなと思うわけだ。

 

ちなみに、悪かったことというか後悔していることは、

今年の正月にウルトラマンティガ展に行ったときに羞恥心のあまり写真を取らなかったことだ。

せっかく行ったのだから、撮れば良かった…と何回か後悔した。

後悔だけはしないよう行動したいものだ。

 

 

山口に来たことは、良かった悪かったのか、まだよく分からない。

今だって、もやもやしながら書いている。

来年がどうなるか分からないが、楽しい気持ちにたくさんなれる一年にしたい。

デートっぽいことしてみた件。

最近急に寒くなってきた。伊達に年の瀬が迫ってきていない。

 

一人でアパートにいると心身が冷え込んで仕方がない。事務仕事でずっと座りっぱなしというのもよくないのかもしれない。身体も心も縮こまる一方だ。

 

 

このあいだ、運動がてらスカッシュという壁打ちテニスみたいなのをやってみたのだが、二、三日筋肉痛に悩まされ自分の運動不足を否が応でも認識させられた。

筋トレでもすれば良いと思いつつも、なかなか行動に移せない。我ながら自分の筋力が心配になってくる今日この頃である。

 

 

さて、ジモティで友達探しを始めてから2ヶ月が経った。

少しずつではあるが知り合いが増え、行動範囲も広がりつつあるように思う。

一番最初に出会った30歳のFさんとは、わりと頻繁に会うようになりご飯を食べに行ったり映画を観たりする仲になった。

先ほどのスカッシュも彼と一緒に行った。

 

もう少し自分と同じくらいの歳の人で気軽に会える友人が欲しいなとも思うのだが、それはこれから。

あまり贅沢は言わずに少しずつ輪を広げていければ、と思う。

 

 

そんな中、一つ年下の女の子と出かける約束をすることができた。

一応それもジモティ経由だ。

 

 

約一か月前のこと、ジモティで「カメラ撮影に一緒に行きませんか」という投稿を見つけた。

投稿を見るにカメラ仲間を探しているようだった。

 

最初、問い合わせてみるかすごく悩んだ。

投稿には初心者もOKとは書いていたものの、そのときはまだ一眼カメラって何?みたいな状態だったので話を合わせるのも無理かなと思ったからだ。

 

しかし、ものは試しだと思い、そういう自分の状態も晒しつつ、ダメ元で問い合わせてみることに。

 

すると、意外にもちゃんと反応してくれて結果的にLINE交換まで漕ぎ着けた。予想外の展開だ。

しかも、向こうから早速お出かけの提案をしてしてくれたので、わりとスムーズに話が進んだ。

 

 

実際に出かける日も決まり、こちらとしてもカメラについて少し勉強することにした。

幸い、カメラについて初心者向けの本が近所のコンビニに置いてあったので、そこで立ち読みして付け焼き刃の知識を得た。全くの無知よりはマシだろう。

 

一度は天候不順で延期になってしまったものの、後日島根県の津和野という場所へ一緒に出かけることになった。

 

駅で待ち合わせて、津和野まで電車に揺られること約一時間。その間に、いろいろと話をした。

最初は相手の人となりを知るべく、普段何をしているのかという探りあい。

 

彼女はけっこう大人しい子で、地味男で定評のある自分にしてはかなり頑張って会話したように思う。

最初こそ警戒されてるようなところはあったものの、時間が経つにつれて笑顔も見せてくれるようになった…と思う。

 

と思う、というのはあまり顔を見てないからだ。自分の悪癖なのだが、人の目を見て話すということが苦手で、つい横や下を向いて話してしまう。そのせいで、あまり顔を覚えられていない…。

 

彼女自身も感情表現が豊かではない方らしいので、もう訳分からん。

それでも、なんとか会話を紡ぎ無事に津和野へ到着。

 

 

すでに昼前だったので、まずは腹ごしらえをすることにした。近くの飲食店に入り津和野名物のウズメ飯というものを揃って食べた。

事前に自分で調べていたのだが、津和野ではちょっと豪華なお茶漬けとでも言うようなウズメ飯が有名らしい。

 

彼女もその存在を知らなかったそうなのだが、むかし倹約令を逃れてご飯の下に豪勢なおかずを埋めて食べたのが発祥なのだという。

出汁が効いていてけっこう美味しい。

 

そんな風なウンチクをたれつつ食事をとり、まずは津和野城跡に向かうことにした。

 

津和野城は津和野の街並みを見下ろす山城で、リフトに乗ってお城を目指す。

日曜の昼下がりだというのに、津和野はけっこう人通りが少なく過疎化が進んどるなーって感じなのだが、そういう軽口を叩きながらリフト乗り場に向かう。

 

途中、津和野で有名な教会や太鼓稲荷神社を覗いたり通り抜けたりながら山道を抜けるとリフトが目の前に現れた。

 

二人で一緒に乗れるかと少し期待していたが、まさかの一人乗りで少しがっかり。

もはや邪心しかないやん、自分。

 

約5分ほどの空中散歩を楽しんで頂上に到着。

城跡なので石垣くらいしか残ってはいないが景色は悪くない。地元、兵庫県竹田城にも似ている印象を受けた。実際、冬には雲海が見られるらしい。

 

辛うじて紅葉が残っていたのでカメラでパシャり。

自分はまだ一眼カメラを持っていないので、スマホで適当に撮った。彼女は自分の撮影に満足そうだ。

 

景色こそ良いもののあまり広くはなくコンパクトなので、三十分ほどで周囲を見終わってしまった。

 

仕方がないので再びリフトに乗り下山。

特に行くところもないので、困っていると森鴎外記念館を見つけたので提案してみた。

 

資料館好きな自分としては行きたいものの好き嫌いが分かれるだろうなと思ったが、意外とすんなり受け入れてくれた。彼女もけっこう本を読むらしい。

 

梨木香歩の作品が好きとのことだった。

大学の授業で読んだ『裏庭』がこんな所で役に立つとは…。子供向けの『西の魔女』とかも普通に面白いしね。

 

森鴎外の作品は『舞姫』くらいしか読んだことはないのだが、彼の生涯や人となりを知ることができた。なにより博物館デートってなんか知的で良さげな感じがする。

 

勝手にデートとか言ってる時点でキモいけど…。

 

適当に見学し終えて外へ出ると、まだ3時。

家路につくにはまだ少し早い気がしたので、近くの喫茶店に入ることにした。

 

茶店には猫がたくさんいて、可愛らしかった。

彼女の家では5匹も猫を飼っているらしく、さすが猫のあやし方も上手だった。

各々コーヒーやオレンジジュースを注文し雑談。特に話が盛り上がるということもなかったが、落ち着いた雰囲気で話すことができた。まあ、はしゃぐような場所でもないしね。

店内には薪ストーブもあり、精神的にも落ち着けたように思う。

 

小1時間ほどそこで時間を過ごし、帰路につくことにした。

途中、藩校養老館を覗くなどしつつ駅へと向かった。

 

 

次の約束とかは取り付けられなかったが、今回の旅で多少は距離を縮められたのではないかと思う。

自分としては頑張った。

 

とはいえ、実際どうなのだろう。

彼女の仕事は不定休だというし、あとは向こうに任せるしかないのかもしれない。

 

そういう駆け引き的なのは苦手だし、普通に友達として認識してもらえたかどうかも分からないが、自分にしては本当に頑張れた方だと思う。というか、そうだと思いたい。

 

やっぱ友達作りって難しいなあ。

仮に失敗していたとしても、女性経験が皆無な自分としては良い練習になったのではないかと思う。