ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

《NZ移住編》ど田舎の島で居候している話。

昨年末のクリスマスにニュージーランドへ到着してから、約1か月が経過した。

 

最初の1週間は、北島北部にあるオークランド空港から車で南部へ移動。

温泉が有名なロトルア周辺や火山地帯のタラナキ山、首都ウェリントンなどに立ち寄りつつ南島を目指した。

フェリーで南島に到着後はひとまずワインの名所ブレナムへ向かい次の目的地を探すものの、なかなか見つからず膠着状態に。

 

約1週間ほどが経ち、ようやく滞在できそうな場所が見つけることができた。

向かったのは南島の北西部に浮かぶダービル島。それなりに大きい島なのだが、小型の船でしか渡ることができない。

 

滞在先の家では、一日4時間働く代わりに食事と寝床を提供してる所で、それまでテント泊&自炊していた身からすると快適だと言える。

 

ただ、個人的にはものすごく退屈だ。

 

周りには何もないので気晴らしにどこかへ行くこともできないし、特に物珍しいものがあるわけでもない。

もちろん自然に囲まれていて、日本では見ることのない生き物やゆったりとした時間が流れていたりはする。

考えてみたら自分の考えていた理想的な暮らしに近いようにも思う。

 

でも、まだ1週間しか滞在していないにも関わらず、退屈すぎて辛いまである。

若干ホームシックになりかかってるんじゃないかとすら思う。

 

実のところ、これはたぶん自分自身のせいなのだと思う。

英語が十分に話せないが故にディス・コミュニケーションに陥ってしまい、それがストレスに繋がっているのだ。

 

現に、共に旅をしているフランス人の友人はなんだか楽しそうだ。

彼はホストファミリーの皆んなや他の旅行者と会話をして、いろいろと情報交換しているらしい。

 

かたや自分は、他の人と上手く意思疎通が図れないので最初から敵前逃亡。

食う・寝る・働く、という日本にいても同じような生活を黙々と続けている。

 

フランス人の友人は、気を遣って「もし嫌だったらいつでも伝えてくれ」と言ってくれているのだけれど、別の場所に移ったところで同じような気もするし、自分のエゴで振り回すのも申し訳ない。

なにより次の滞在先は未だに見つけられていないわけだし。

 

環境を変えれば、自分の何かが勝手に変わることをどこかで期待していたけれど、当然ながらそんなことはない。

結局のところ、気持ちの持ちよう次第であって、自分の時間が満たされているか否かは、場所は関係ないんだろう。

 

英語のシャワーを浴びているとは言え、急に英語力が上がるわけではない。

いままでサボってきたツケが回ってきたに過ぎない。

 

 

せっかくニュージーランドまで来たのに、これでは勿体ない。

何か楽しくなる術を早く考え出した方が良さそうだ。