ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

東京に行ってみた話。

山口を離れて早ひと月。

東京で芸能活動を頑張っている高校時代の友人が、劇場の舞台に出演するという話なので観に行くことにした。

 

実は東京にちゃんと滞在するのは初めて。

ニュージーランドへ旅立つ前に日本のことを知っておかないと恥ずかしいので、ちょっとした社会勉強も兼ねている。

 

平日の夜行バスだと3,000円未満で行けるようなので、公演のある少し前の日に上京。

しばらく一人で東京観光をしてみた。

 

 

1日目は皇居周辺を散策。

早朝に東京駅付近に到着したので、とりあえず築地や銀座あたりをぶらついてみる。

9時頃には国会議事堂へとたどり着き、無料で衆議院国会を見学できるツアーに参加した。

本来なら案内を受けられるはずだったけれど、観光客が多いとかでパンフレットだけ渡された。

校外学習だろうか。小学生やら高校生やらがたくさんいた。

 

1時間ほどのツアーを終えた後、約30分掛けて徒歩で靖国神社へと向かった。

ゼロ戦や傷だらけの砲台が展示されている。資料館にも入ってみたかったけど、時間が掛かるし入館料も少し高いので今回はパス。

 

昼過ぎには皇居の見学ツアー(これまた無料)があったので、ふたたび東京駅方面へと戻る。平日にも関わらず長い列が伸びていた。

手荷物検査を受け、皇居内に入りぶらぶらと歩く。

 

何かしら説明があるものだと思っていたけれど、またしてもただ誘導に従って歩くだけ。もう少し案内してもらいたかった。

 

さすが江戸城だけあって、石垣が整然と築かれている。ピラミッドほどではないにしても、これだけ大きな石を昔はどうやって並べたのか不思議だ。

 

その後、電車で浅草寺へと向かう。

案の定、大勢の外国人がいた。寺の周囲を散策していると、アサヒビールの独特なオブジェを発見。こんな所にあったとは。

日もかなり落ちてきたので、この日の観光は終わり。

徒歩で秋葉原を通りながら安いネカフェの宿へ向かった。夕食は油ギトギト二郎系ラーメンにした。

 

2日目は、まず神田明神へと向かった。

昨晩ネカフェで近くの観光地を探していると、ラブライブの聖地だと紹介されていた。

別にファンってわけでもないけど、前に観たことがあったのでせっかくだし寄ってみる。近くには昌平坂学問所の跡地もあって、意外と歴史ある街みたい。

 

その後、日銀の横にある貨幣博物館に寄って昼からは表参道に移動。

高校時代のもう一人の友人と合流して、原宿や明治神宮、渋谷をぶらついた。

欲しいものや買いたいものがお互いあるわけじゃないので、ただただぶらつくだけ。夕方の開演までの時間つぶしだ。

ハチ公をチラ見したり、無駄にスクランブル交差点や109を上から下まで歩き続けた。

 

そんなことをしているうちに開演時間。

会場で受付を済まし劇場へと入る。

劇では友人がわりと重要な役を演じていた。話は少し理解が難しかったけど、全体的には面白かったと思う。

劇のあと、友人と合流して居酒屋で談笑。たまたま隣に居合わせた年の近い男3人組も交えて楽しい時間を過ごした。

 

2日ほど友人の家に泊まり、最終日は歌舞伎町や新宿の辺りへ向かった。

最初に行ったのは新大久保のイスラム横丁。街全体がスパイスの匂いで覆われていて、たくさん中東系の外国人がいた。

新宿には夕方頃に到着して、最後に都庁へ上った。夕焼けに照らされた都会の街並みが少しずつ夕闇に溶けていき、次第にきらびやかな夜景へと姿を変えていく。

遠くには雲の上から富士山のシルエットが覗いていた。

東京観光のフィナーレとしては悪くない。しかも無料だし笑

高速バスに乗るために東京駅へと向かうと、クリスマスのイルミネーションで周囲が飾り付けられていて、ウェディング用の写真を撮っている新婚夫婦が何組かいた。

今年もそろそろ終わりだなぁ、としみじみ思う。

 

今回の東京観光はこんな感じ。

特別、面白いことは何も起こらなかったけど、いい社会勉強になったと思う。

さすがに高速バスはやっぱり疲れた。