ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

ついに辞職の意を伝えました。

朝夕はすっかり気温が下がり、シャツ一枚では肌寒くなってきた。

気温も20度あたりを彷徨い、過ごしやすくはなった。

唇も若干荒れるようになり自分の中での冬の訪れを感じる。

 

先週の投稿の最後に「意味深」発言をしたが

今回はその種明かしをしたいと思う。

自分の書いたブログを読んでいる人なんていないだろうから

完全なる自作自演、自己満足の境地なわけだが

この際別に構わないだろう。

結局のところ日記みたいなものなのだから。

 

話をもとに戻すと

ついに今の会社を辞める運びとなった。

転職先は決まっていない。今思えば無謀だとも思う。

けれど、やはり今しかなかったのではないかという気もする。

 

退職のきっかけがチラつき出したのは、二週間前の話になる。

以前も書いたとおり9月頭に展示会があったのだが

その数日前に東京支部からその手伝いに来ていた専務から話があると言われた。

手が空いたら話しかけてほしい、と言われたのだった。

「営業としてやっていけるか」などと聞かれたら嫌だなと思った自分は

台風で会社が休みになったことなどを理由にして忘れたことにした。

 

そして翌週に、案の定お説教を兼ねて呼び出され、恐れていた話をされた。

自分の失態が招いた結果なのか、なるべくしてなった結果なのかはわからないが

話の成り行き上、営業を続ける気があるか否かの話になった。

 

そのとき専務は

「営業を続けるとして、この一ヶ月で変わる気があるか」と聞いてきたので

まさか自分が辞めようと思っていることなんて考えもつかなかったのかもしれない。

 

いったんその話は保留にしたので

結局のところ、ずるずるとこれからも勤め続けるのだろうと思っていた。

 

けれど、さらにその翌週

今度は社長と営業部長に話があると言われた。

 

そして、専務と何の話をしたかを聞かれ(実際は知ってはいたようだが)

営業として頑張る意志があるか否かを再び聞かれた。

専務との約束が一ヶ月の期限があると話をすると

「そんなにも答えを出すのに時間が必要なのか」と問われ

一週間で答えを出すように言い渡されてしまった。

 

自分の中で辞めたい気持ちが高まっているなかで

とてもじゃないが嘘でも「頑張ります」と言える気がしなかった。

その瞬間、自分のなかで「ここが限界かな」と思ってしまったのだった。

 

親にも相談すべきだっただろうが、結局話せず仕舞いで

約束通り次の週、つまりは今週はじめに辞めることを伝えた。

 

 

この一年近く辞めることばかり考えてきたから

その旨を伝えさせすれば心が楽になるかと思っていたが

実際にはそんなことはなかった。

 

二、三日は「本当にこれで良かったのか」と思い悩んだ。

どんなに自己弁護をしてみても上滑り

ただの言い訳に過ぎないような気がして自己嫌悪とはまた少し違う

なんとも言えない暗い気持ちに塞がれた。

実際、退職を伝えたあとに

営業部長と再び二人で話す機会があったのだが少し泣きそうになった。

 

 

 

金曜日には三人ほどが集まって小さな送別会を開いてくれた。

自分とは一回り以上歳の離れた先輩たちだらけだし

あまり接点がなかった人もいたのだが、わりと気の合いそうなメンバーではあった。

 

三人のうち二人はあまり接点がなかった一方で

残りの一人は営業部の先輩であり、今まで怒鳴られたこともあった。

しかし、かなり親身になってくれていたので

自分は必ずしもその人に対して悪感情は抱いていなかった。

 

 

会のなかで

その接点のない先輩が(あくまで傍から見た立場での意見ではあるのだけれど)

自分の気持を代弁してくれた。

 

この一年半、歳の近い人も殆どおらず

ただひたすらに一人で耐えてきたので少し心が安らいだ。

改めて良い人には恵まれていたのだな、とは思った。

 

けれど、いろいろ話をしている中で

やはりここに居続けることはできなかっただろう、と感じた。

 

あくまで営業職としてだけど

とてもやり続けることはできそうになかった、と改めて感じた。

 

四人で話しているなかで

自分の気持を少し整理できたような気がした。

 

 

だからといって

今も完全に吹っ切れているわけではない。

未練のような躊躇のようなもやもやとした気分が蟠っているのも事実だ。

しかし

動きはじめてしまった以上、前に進むしかない。

 

 

有給消化のこともあり出社するのは明日で最後だ。

挨拶をしなければならない。

 

転職先が決まってないこともあって

今後自分がどうなるか分からず不安しかない。

しかも、台風が来ていて明日の朝ちゃんと電車が動くかわからない。

先の読めない展開すぎて困りものだが

なるようになるさ、と今は自分を鼓舞するしかない。