ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

超弾丸!タイひとり旅のススメ

秋の行楽シーズン!

今回、秋分の日を含めた3連休に久しぶりの海外旅行をした。

向かったのは、微笑みの国タイ。

 

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タイには1〜2年程前からずっと行きたいと思っていたのだが、なかなか行けてなかったので、この度パスポートの利用期限が切れるということもあり思い切って一人旅に出かけた。

 

 

海外旅行自体は台湾や韓国に次ぐ3回目ではあるが、今までは大学の短期留学みたいな感じで行っていたので、完全に一人で向かうのは今回が初めてのこととなる。

 

飛行機の搭乗券やタイでの宿泊などは一先ず旅行会社に任せて、あとは基本的に一人行動だ。

 

性格的に自分はおっとりしている方なので親にはまあまあ心配されたが、そこは自身でも重々承知しているので、珍しくけっこう下調べをした。

 

 

旅程は1泊2日といったところ。かなりの弾丸旅行だ。

 

もちろん本当なら2-3日は滞在したいところではあるが、勤めている会社の雰囲気的に、遊び目的で有給休暇を取得するのは難しいようなので今回は断念。

 

兎にも角にも、待ちに待った念願のタイ旅行。

かなりの急ぎ足ではあったが、3連休だけでも十分楽しめるよっ!ということを知ってもらうためにも、日記がてら今回の旅の紹介とタイ・バンコクの現状(2019年9月)を綴っていく。

 

 

初日(9月21日)

福岡空港からタイのスワンナプーム空港まで飛行機に乗ること約5時間。

到着時刻は夕方頃で、今から観光地を巡るのは少し難しい。

 

 

予報では日本に台風が来ていたし、バンコクの天気もかなり荒れているようだったので、ちゃんと飛行機が飛ぶか不安だったが無事に着けたので一安心。

 

タイ上空で飛行機の窓から眺めた景色は、日本では見られない細長ーい田んぼや畑がずっと遠くまで見え、さっそくエキゾチックさを感じた。

 

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空港に着き、まずは日本円からタイバーツへの両替とスマホの現地SIMカードを購入することにした。

空港とバンコク市内を繋ぐエアポートラインという電車があるのだが、その改札付近(地下1階)にある両替屋さんのレートが良いという情報を事前に得ていたので、まずはそこに向かう。

 

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たしかに他の両替所よりはレートが良いようだ。

後に市内で立ち寄った両替所と同じくらいのレートだったのでかなり良い方だと思う。ここでは、5000円を両替することにした。

 

SIMカードは最短で8日用の分しか売ってないようだったので購入は断念。

ネットで調べた限りフリーwifiが街中にあるというので、今回はSIMカードもレンタルルーターも無しにすることにした。一応、オフライン対策はしてある(オフラインマップのダウンロードとか翻訳アプリとか)。

 

 

さっそくエアポートラインの電車に乗り込み、宿泊先のホテルがあるマッカサン駅へと向かう。

たまたま乗り込んだ車両では、日本旅行が推されていて桜や相撲取りなどのイラストが描かれていた。

 

日本の電車は座席がふかふかだが、タイではプラスチックだった。

そういえば台湾や韓国も、そうだった気がする。海外ではそれが主流なのだろうか。

長旅すると尻が痛そうだ。

 

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電車に揺られること20分。

目的地のマッカサン駅へと到着した。

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駅近くにあるホテルにチェックインし、部屋へと向かう。

けっこう綺麗な部屋で悪くない。

窓からの景色もそう良いわけでもないが、駅周辺の街並みを眺めることができる。

 

ちなみに、チェックインするときにドリアンは部屋で食うなよ的な注意を受けた。

さすが南国って感じだ。

 

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適当に荷物を部屋に置き、さっそく街へと繰り出すことにした。

 

 

タイ式マッサージを受けてみた。

ホテルを出てすぐ近くにマッサージ屋さんを見つけたので、先ずはそこに入ってみた。

タイではマッサージが有名で、せっかくなら受けてみたいと思い事前に店も調べていたが、そこまで行くのも面倒なのでここで済ますことに。

値段も1時間300バーツと相場並である。

 

 

対応してくれたのは、40代前後のおばちゃん。

とりあえず専用の服に着替えて少し緊張しながらベッドの上に横になると、脚をマッサージしてくれた。

 

身体が硬いので少し痛みを感じるときもあったが、基本的には気持ちよくて寝落ちしそうになった。

 

女性による施術だったので少しドキドキしたが、一応おばちゃんなので母親にマッサージしてもらっているような安心感があった。

 

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部屋の中は小ざっぱりしていて、それなりに清潔感はある。

ヤモリが天井を這っていたが、それはそれで現地感があって良いと思った。

強いて不満な点を言うなら、大通り前なので車の音が少しうるさかったくらいだろうか。

 

 

施術が済むとお茶を出してくれた。

マッサージ店では、チップを渡すのが慣習とされているようなので20バーツを料金と一緒に支払った。

普通に満足のいくマッサージだった。

 

 

次に向かったのは、ラチャダー鉄道市場。

屋台がたくさんあるとのことで、マッカサン駅から地下鉄MRTの路線沿いに二駅ほど北上した所にあるらしい。

 

せっかくなので、街並みを見るためにも歩いていくことにした。

 

しかし、途中でGoogleマップGPSがバグってしまった。

彷徨いながらも建物の中に入っていくと、屋台らしきものを発見した。

 

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これが、そうなのか…?

本屋さんで立ち読みしたガイドブックには、もう少し屋台っぽい写真が載っていた気がするが。

 

念のため現地民に

「Where is the train market?」と尋ねると

スクエアがうんたらかんたら…という。

いまいち英語が理解できないので「In building?」と重ねて聞くと「yes」と応えてくれたので、きっとそうなのだろう。

 

思っていたのと少し違うな。

リニューアルでもしたのだろうか…。

 

 

そうやって道に迷っているうちに、辺りの店も閉まっていってしまい、気付けば夕食が取れる店がなくなってしまった。

仕方がないので、再び徒歩で30分かけてホテルへ戻る。

 

近場で開いている店はコンビニくらいしか見つけられなかったので、そこでコンビニ弁当とグリーンカレー味のポテチを購入。

 

ホテルの部屋に戻り、さして美味しくもない弁当とお菓子を腹に入れ、その日は寝ることにした。

まあ、こんなことでもないと現地のコンビニ弁当やポテチなんて食べないだろうから良しとしよう。

 

しかし、せっかくマッサージしてもらったのに、歩きすぎて脚が棒のようである。

 

 

2日目(9月22日)

午前中は現地のツアーに参加し、世界遺産のあるアユタヤへ向かうことになっているので、朝7時にマッカサン駅に集合。

用意してくれていた車に乗り込み、アユタヤまで約一時間半の道のりである。

ツアー客は全員日本人で7人くらいだ。

 

アユタヤの歴史について、ツアーの添乗員さんが片言の日本語で説明してくれた。

江戸時代には日本人町も栄えており、朱印船貿易も盛んだったようなので日本との関わりも深そうである。

 

まずは、ワット・ヤイ・チャイモンコン

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大きな仏塔と屋外の涅槃仏が有名なお寺。

 

ここの仏塔は登れるらしく、上まで行くと辺りの景色を眺めることができる。

 

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仏塔の頂上には部屋があって、中央に賽銭箱のようなものが設置されていた。

中を覗くと1階まで吹き抜けのような穴が空いており下の方に皿が置いてある。

 

みんな上からコインを落として皿の中に入れようと試みていたので、きっと上手く入ると願い事が叶う的なやつなのだろう。

 

試しにやってみるも案の定うまくできなかった。

気を取直して仏塔から降り、周囲を散策してみる。

 

他にも小さめの仏塔が立ち並ぶ中、涅槃仏の所へ向かってみた。

 

現地の人たちが花とロウソクを手にお祈りしていたので、自分も見様見真似でやってみることにした。

 

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近くの売店で花とロウソクを購入し(20バーツ)、涅槃仏の前に設置された石段の上で祈りを捧げる。

現地の人と同じようにやってみることで、その場の雰囲気をより感じられたように思う。

 

 

象乗り体験

象に乗るのは、今回の旅で楽しみにしていたことの1つだ。

個人的に東南アジアといえば象のイメージがあって、タイの国自体も象の顔の形をしているように思う。

 

実際に象を目の前にすると、想像以上に大きくて少しビビった。

 

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しかし、実際に乗ってみると安定感があるし、愛嬌もあってなんだか可愛らしい。

 

乗り心地は前後左右に揺れるので、快適とは言い難いが3メートルほどの高さから街並みを眺めるのはすごく新鮮だ。

 

背中を撫でてみると、固そうで柔らかい皮膚感で、なんとも例えるのが難しい感触だった。

 

5分そこらのお散歩ではあったが、日本ではなかなかできないだろう体験ができて大満足である。

せっかくなので写真も撮ってもらい、現地の記念Tシャツを購入した。

 

ワット・プラ・マハタート

ワット・プラ・シー・サンペット

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アユタヤでは有名な、木の根に埋まった仏頭である。

 

ほかにも頭が破壊された仏像が多数ある。

かつてのミャンマー軍が、仏像内に隠された財宝や御守りを取り出すために破壊したのだそうだ。

 

タイとミャンマーは今もあまり仲が良いわけではないようなので、どこの国もご近所付き合いは大変なのだろうと感じた。

 

 

仏塔はクメール様式のものがあり、同じく世界遺産アンコールワットを思い起こさせた。

帰りに買ったマンゴー・スムージーが美味しかった。

 

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王宮とワット・プラケオ

午前中のアユタヤ観光を終え、バンコク市内のアソーク駅へと戻ってきた。

 

ターミナル21というショッピングモールで食事をとり(トムヤムクンを食べたのだが、これがまた辛くて大変だった)、バンコクで有名な三大寺院へと向かう。

 

まずは高架鉄道BTSアソーク駅前にある両替屋さんで追加の5000円をバーツに換金し、すぐ近くにある地下鉄MRTのスクンナビット駅からサナームチャイ駅を目指す。

 

サナームチャイ駅はワット・プラケオやワット・ポーへと向かう最寄駅であり、最近完成した新しい駅である。

 

今回行った時はまだ試験運行中で、料金が無料だったので、途中のスワンナプーム駅までの料金で向かう。

 

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到着したサナームチャイ駅はタイで一番美しい駅と言われているらしく、多くの人が駅構内を写真に収めていた。

赤色で統一されていて、確かに他の駅と比べると鮮やかな雰囲気だ。

 

駅を出て、北へ10分ほど進むと王宮が見えてきた。すごい人だかりだ。

 

近くには王様の肖像画が至る所に掲げられていて、国民から慕われている様が見てとれる。

 

午前中のツアー添乗員さんが教えてくれたことだが、今の王様は若い頃少しワガママで何度も結婚を繰り返している、とのことだった。

そういうゴシップネタを持つ王様だからこそ、人間臭さがあって逆に国民から好かれているのかもしれない。

 

そうこうしているうちに、王宮前に到着。

見学料は500バーツ(約1750円)と少々値段が張るのだが、せっかくここまで来たので入ることにする。

 

門をくぐって見えてきたのは、黄金の仏塔と豪華な装飾がされた建物。

思わず息を呑んでしまった。

 

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さすが王宮と言うべきか、まさに豪華絢爛といった様相で日本では早々見られない煌びやかさがある。

 

宮殿内は多くの人でごった返していて、ヤックとモックという名前の神様の格好を真似して写真を撮るなど大盛り上がりである。

 

タイの神話を描いた壁画などもあり、全部を見ないまでも現地の文化を感じることができる。

 

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エメラルドグリーンの仏像が有名なワット・プラケオでは、思いのほか仏像が小さくて最近視力が落ちている自分には生憎よく見えなかった(しかも写真撮影は禁止)…が、建物自体はかなり大きく壮大な感じだった。

 

 

ワット・ポー

タイと言えば、と言ってもいいくらい有名な涅槃仏のあるお寺である。

 

こちらのお寺は100バーツとお手頃価格で見学することができる。

 

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先ほどの王宮などで見た建物ではヤックやモックといった神様が土台を支えるような装飾がされていたが、こちらでも髭を生やした高貴そうなお爺さんが塔を支えている。

 

偉い人に建物を支えてもらうことで、その建築物自体を神格化する効果があるのだろうか。

 

 

続いて訪れたのは涅槃仏のある建物。

王宮と比べてしまうと、建物の豪華さは流石に見劣りしてしまうものの涅槃仏の大きさには驚かされる。

 

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奈良の大仏も見劣りするようなバッグサイズ。

日本では金箔が剥がれて、くすんだ色の仏像しか見ることがないので、その点も少し新鮮だ。

 

 

仏像の後ろに回ると、ずらっと托鉢が並べられていた。

この鉢にコインを入れていくことで煩悩を捨て去ることができるのだという。

 

今回は時間がなかったこともありやらなかったが、こんな大きな涅槃仏の側で行うとなるとご利益もありそうだ。

 

 

ワット・アルン

読んだことはないのだが、三島由紀夫の「暁の塔」で有名なお寺である。

 

ワット・ポーから川を挟んですぐ隣にあるので、渡し船に乗ってワット・アルンを目指す。

ちなみに乗船料は35バーツだ。

 

約5分毎に運行しており、船上から眺める仏塔も東南アジアらしくて良い。

 

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大陸の川にしては幅は短く、ものの数分で対岸へと到着。

船着場からも少し歩くだけでワット・アルンへとたどり着いた。こちらの見学料は50バーツとかなりお手頃価格だ。

 

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想像していたよりも少し小ぶりではあったが、塔の真ん中辺りまで登ることもできる。

今日はあいにくの天気ではあったものの、「暁の塔」という異名がある分、きっと朝夕は美しい様相を見せてくれるのだろうと思う。

 

それに、ワット・アルンは他の寺と比べると有名なわりにはあまり観光地化されておらず、むしろ公園的な要素が強いのかもしれない。

 

事実、ワット・アルンの袂で川を眺めながらのんびりと過ごしている人々も多く、逆にこの光景は他のお寺では見られなかったように思う。

 

値段の面から見ても、ワット・アルンは庶民的で生活に根ざしたお寺お寺なのだろうという印象を受けた。

 

 

ラチャダー鉄道市場

ワット・アルン最寄りの新駅、イサラパープ駅から再び地下鉄MRTに乗り込み、昨日行けなかったラチャダー鉄道市場へと向かう。

 

昨夜、あれからホテルに戻ってwifiを使い調べ直してみると、やはり間違ったところをウロウロしてしまっていたらしいのでリベンジしようというわけだ。

昨日は駅の手前にあったショッピングモールの周辺ばかりを彷徨ってしまったが、市場はその奥にあったらしい。

 

 

一路、鉄道市場の最寄駅、タイ文化センター駅を目指す。

 

 

電車に揺られること約20分。ようやく目的地に到着。

 

今回はGPSもちゃんと機能しているので大丈夫そうだ。

せっかくなので、ショッピングセンターの中も再び物色しつつ土産を購入した。

 

 

必要物資を手に入れ建物を抜けると、かなりの熱気を感じる。

 

 

まさにここだ!

やっと鉄道市場にたどり着いた!

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ショッピングセンターの脇を抜けると沢山の屋台が並ぶ。

食べ物はもちろん雑貨も多く売られており、所狭しと屋台が軒を連ねている。

 

観光客も大勢いて大盛り上がりだ。

屋台では食べ物だけでなく、雑貨も多く売られていて見ていて面白い。

 

通りには動けなくなるほど人が大勢いて、市場の活気をより増している。

念のためスリには気をつけたいところではある。

 

 

昼間にお金を使いすぎて残念ながら、ここで使えるお金は限られているが、物色するだけでも十分に楽しめる。

現地の食べ物やお菓子はもちろん、タイでは地味に有名らしい昆虫の佃煮のようなものも売られていたので、買える範囲で適当に購入し楽しんだ。

 

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また、ここの屋台は活気さだけでなく、上から眺めた景色も美しいことで有名だ。

 

先ほど訪れたショッピングセンターの横に設けられた駐車場を登っていくと、市場を上から眺めることができ宝石箱のような夜景を楽しむことができる。

 

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旅の締めにはちょうど良い絶景だ。

この市場は深夜までやっているそうなので、時間とお金に余裕があればまたじっくりと浸りたいと感じた。

 

手軽にタイの庶民的な文化を味わうには最適の市場だと言えるだろう。

 

その後、市場を21時頃に出て0:50発 福岡行きの飛行機に乗るべくスワンナプーム空港へと向かった。

 

 

旅を振り返って

今回、タイでの滞在時間は実質1日しかおれずのんびりと過ごすような時間は取れなかったが、ざっとタイの文化には触れられたように思う。

 

逆に行きたいところを詰め込んだ分、充実した時間を過ごせたのではないかという気もする。

 

海外旅行には行きたいが時間があまり取れないという人には、かなりの弾丸ではあるが、この旅を参考にしていただければと思う。

 

 

反省点として、やはりレンタルルーターSIMカードを手に入れるべきだったことが挙げられる。

現代社会において、ネット環境がないと自由度が減ってしまうのは事実。

 

オフライン状況に備えて準備していたつもりではあったが、不測の事態に陥った際などにネット環境があるのとないのとでは精神衛生上ちがう。

フリーwifiだけを頼るのは少し不便さや心許なさを感じた。

 

 

次回は、ネット環境も整えてゆとりのある旅をしたいものである。

 

 

何はともあれ、3連休という短い期間を通して異国の文化に触れられたのは貴重な体験だったと言える。

 

今度はいつ来られるか分からないが、また行きたいと思う。

 

バンコクでは、現在新たな路線が次々と延伸され交通の便が向上している。

数年後には、また新しい観光地も注目されていることだろう。

 

次に訪れるときはどこに行くか楽しみだ。

令和最初の夏の終わりに。

明日から9月。

令和になって最初の夏が終わる。

 

今年の夏は7月下旬まで雨が降り、お盆が明けて以降も今度は秋雨前線の影響で雨が降り…と、なんだか短かったような気がする。

逆に言えば、暑さに悶える期間が少なかったわけでもあるが、少し寂しい気もする。

 

 

KDDIパラボラ館に行ってみた。

今年の夏、最後の今日は山口市仁保町にあるKDDIパラボラ館に行った。

入館は無料で、電波通信について学ぶことができるというので、前々から気になっていたところだ。

 

周りには高い建物はなく(というか建物自体あまりない。田んぼだらけである。)、遠くからでもパラボラを見つけることができた。

 

 

見学者用に設けられた駐車場に車を停め受付に向かうと、パラボラ館のパンフレットとともに何か記念品をもらった。

 

どうやら、今年2019年はこの施設ができて50周年目らしい。もらったのはメモ帳。

ラッキー!ありがたく使わせてもらおう。

 

 

中に入ると、通信衛星打上げロケットの模型がお出迎え。

ボタンがいくつかあって、押すと光ったり頭の部分が開いたりする。

後から来た子供たちにむちゃくちゃにボタンを押されていて、なんだか忙しそうだった。

 

 

奥へ進むと、電波通信の歴史や仕組みなどを学べるパネルや映像が展示されていた。

パラボラ館自体は、子ども向けではあるが大人でも知らないことを学べるようだ。

 

 

一応、まだ夏休みなので子どもが多いかと思ったが、意外と少ない。宿題の追い込みでもしているのだろうか。

子ども用にタッチパネル式の映像教材があったので、子どもがいない事をいいことに少しやってみることにした。

 

分かるには分かるのだが、簡単な説明すぎて逆に分かりづらいみたいな印象を受けた。

まあ、取っ掛かりとしてはこれくらいで良いのかもしれない。

 

 

電波通信には、海底ケーブルと通信衛星の2つで賄っているということも知ることができた。

何となくでしか知らないことを知れたのは良かったと思う。

 

 

ここの施設に設けられているパラボラは、中国地区最大のもので日本では4番目に大きいのだそうだ。

 

なぜそんなものが、こんな田舎にあるのかというと、山口は災害が比較的少なく、辺りも高い建物などによる電波干渉が少ないからなのだという。

もしろ田舎だからこそ設置されたと言えるだろう。

 

展示物は英語も併記されていて、

「こんなところに外国人は来んやろ」

と思っていたのだが、実際に見学しに来ている人がいたので驚いた。

 

 

とにかく、普段何気なく使っている通信が色々な苦労の末に成り立っているということを知ることができた。

 

無料のわりには充実した博物館だという印象を受けた。

 

 

今年も夏が終わる。

今年は体感的に夏が短かったこともあって、例年以上に物悲しい気持ちになる。

 

昼間こそ辛うじてまだセミの鳴き声が聞こえるが、夜にもなると秋虫の声が辺りを包む。

 

 

お盆の賑やかさを知ってる分、一人で過ごす夜はより寂しく感じる。

 

孤独は確実に精神を蝕んでいく。

そろそろ気のおけない友人でも作らないと、これから寒くなる冬に向けて寂しさで死んでしまうかも知れない。

けど、人見知りだしなぁ。

 

 

とりあえずはタイ旅行に向けて準備する必要がある。

何だかんだ言って、あと1ヶ月もない。

期待と不安でいっぱいである。

岐阜で見つけた秘湯!大白川露天風呂

今年のお盆休みは9連休。

久しぶりに地元に帰ってゆっくり…と思ったが、実際には外出ばかりで家にいる時間はなかったように思う。

 

友達と遊んだり家族旅行に行ったり…。

充実はしていたとは言え、もう少しゆっくり寛ぎたかった気もする。贅沢な悩みである。

 

簡単にまとめると

1日目:墓参り、買い出し

2日目:大学友達と箕面・難波観光、高校友達と夜中ラーメン

3日目:買い出し、高校友達と明石焼き店へ

4日目:〈家族旅行〉下呂温泉、高山観光

5日目:〈家族旅行〉白川郷、金沢観光

6日目:〈家族旅行〉福井の永平寺観光

7日目:家でゆっくり

8日目:高校友達と佐用町観光(飛龍滝、ホルモン焼きうどん屋)

9日目:帰宅

 

これだけだとただの自慢みたいになってしまうので、今回の記事では家族旅行で訪れた岐阜で見つけた秘湯を紹介したいと思う。

 

泉質も景色も文句なし!

大白川露天風呂!!

その温泉を見つけたのは、金沢で兼六園を訪れたり名物の金沢カレーを堪能したりしたあと、御母衣湖近くにある宿へと向かう途中。

宿は素泊まりだったのでスーパーに立ち寄ったのだが、両親が買い出しに行っているあいだ車の中で地図を広げていると、なんだか面白そうな温泉を発見した。

 

どうやら山の中にあって、近くには白水という名の湖があるそうだ。それに入湯料は350円でわりとリーズナブル。

しかも露天風呂。

 

 

旅行に温泉は欠かせない。

さっそくスーパーから戻ってきた父親に打診してみると、行ってみてもいいと言ってくれたので道草がてら寄ってもらうことにした。

 

 

156号線を通って白川郷から少し南下したところを右折、つまり西にハンドルを切り白川国立公園に指定されている山間へと入っていく。

 

 

ネットの情報によると温泉は18時までやっているとのことだったが、すでに時刻は17時。

下手をすると着いた頃には入浴を断られてしまうのではないかと、親が言うのでスマホで問い合わせを試みるも圏外になっており、連絡の取りようがない。

思っていた以上に山深いところにあるようだ。

 

 

次第に道も狭くなり、ふと左側を見やると崖になっている。渓谷になっているようだ。

対向車がたまに来ると、落っこちそうでヒヤリとする。

 

 

最初は特に何も言わなかった母親や妹もそんな状況を見てか、「引き返そう」とぶーぶー言い出しはじめた。

 

まさかここまで来て引き返せるわけがない。

 

逆に父親はと言うと、最初こそぶつくさ言いながら運転していたが、楽しくなってきたのか母親たちの抗議を聞き流し、ひたすら山道を登っていく。

父親も男のロマンというか、冒険心をくすぐられてしまったらしい。

 

 

しばらく進んでいくと、目の前にトンネルが現れた。

中は真っ暗。電気の一つも点いていない。

 

すでに夕方とは言え、おそらく昼間でも真っ暗だろうと思われるほどの暗さで、不気味さすら感じる。というか、普通に怖い。

 

母親たちは、それ見たことかと喚き散らすが、父親は驚きこそすれど我関せずとばかりに車をずんずん走らせる。

 

妹は

「『千と千尋の神隠し』に出てくるトンネルみたい」

と言っていたが、強ち間違いではない。

本当に異世界へ迷い込みそうな雰囲気である。

 

しかし、無事に異世界に入り込むこともなくトンネルを抜け、さらに10分ほど行くとひらけた場所に出た。

ちょっとしたキャンプ場になっているようだ。

 

駐車場脇にログハウスが建っていたので、さっそくお風呂に入れるかスタッフの人に聞いてみると、入浴自体は24時間いつでも入れるそうだ。

ただ、電気がないので夜に入るときは気をつけてくださいと言われた。

 

母親と妹はすっかり機嫌が悪くなり入浴しないというので、温泉へは父親と2人で向かった。

 

温泉はさきほどのログハウスから歩いてすぐのところにあった。

佇まいはお世辞にも綺麗とは言えないが、逆にそれが隠れ家っぽくて秘湯感を演出している。

 

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内部ももちろん綺麗さはなく、まるで汚い市民プールの脱衣場のようだ。

というか、狭いし暗いしでよく分からん。

 

ちゃちゃっと服を脱ぎ、据え置きしてあった籠に服を入れ、さっそく温泉へ向かう。

 

 

そこに広がっていたのはエメラルドグリーンの湖!

温泉はその湖畔にあり、大自然を眺めながら湯に浸かれるというわけだ。

 

浴槽は一つしかないが、秘湯にしては珍しくと男湯と女湯に別れているので、秘湯好きな女性にも安心そうだ。

 

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シャワーなどの水道はないものの、なぜかシャンプーやボディーソープは置かれているので身体を洗うことはできる。

そういうエチケットに配慮した秘湯はわりと珍しいように思う。

 

 

湯からはほのかに硫黄の香りがし、泉質も悪くはなさそうだ。

 

エメラルドグリーンの湖がなんだかエキゾチックにも思え、温泉に浸かりながらそれを眺めていると自然と心が落ち着く。

 

建物の外観や脱衣所からは想像もつかないような絶景。

浴槽もけっこう広いので、ゆったりと浸かることができる。

 

お湯の温度は少し高めではあったが、熱くて入れないほどではなく、熱めの温泉好きな自分としてはちょうどいい温度だった。

 

山奥だし近くにも電気はないとのことだったので、夜に来たら満点の星空を見上げながら湯に浸かれるのかもしれない。

おそらく本当に真っ暗なので少し勇気が要るかもしれないが。

 

 

今回、夕方だったのと母親と妹が不機嫌だったこともあってゆっくり浸かることはできなかったが、面白い温泉を見つけられて良かったと思う。

 

 

少し山奥に位置しているので、多少アクセスには不便ではあるが秘湯好きとしては満足のゆく温泉なのではないかと思う。

 

ちなみに、父親は入浴中にアブに刺されて痛がっていたので、虫には注意した方がいいかもしれない。実際、脱衣所にもそれらの虫に注意するようチラシが貼られていた。

 

それこそ秘湯ならではといった感じではあるが、一応気を付けておいた方が良いだろう。

 

まあ、虫やある程度の不衛生さを気にする方にはあまりお勧めはできないのかもしれない。

ただ、虫がいなくなる冬には温泉どころか道路自体も通行止めになってしまういので注意したい。

 

その期間限定感もそそるわけだが。

タイ旅行計画始動、再び!

今日で7月が終わる。

中旬まで続いた梅雨が終わり、うだるような暑さが連日日本を襲っている。

 

最近、ほとんどといってブログを更新していなかった。

この投稿だって、今月に入って2回目でしかない。

 

今月も海の日と重なった連休には、大学時代の友人を山口まで呼んで県内の観光名所をいろいろと巡ったし、他の休日も一人でぶらついたりしていた。

しかし、わざわざ記事にするのも何だか馬鹿らしく思えて、近頃滞っていた。

 

というか、最近精神的に落ち着かなくなってきたということもある。

正直、親戚でもあり上司でもある伯父や伯母とはいまだ距離感がつかめず、あまり上手くいっているとはいえない。よって、これはいつものことなのだけど、結局社内では浮きがちだ。

 

そうなると、ただでさえ一人暮らしで寂しい思いをしているのに、ますます孤立してしまって、無性にイライラしてしまうというか落ち着かない気分になる。

 

もうすぐお盆休みに入って友人たちに会えるので、いまはただそれだけを楽しみにしているといっても過言ではない。

 

とはいえ、なにか行動を起こさねば…!

 

 

そんな時に、ふと思い出したのがタイ旅行。

タイ旅行は、去年会社を辞めた時に一度計画はしていたのだが、結局流れて行けずじまいになっていた。

 

そこで、一人で悶々としているいま、再びその計画を始動させることにしたのだ。

 

本当は誰かと一緒に行きたかったが、諸般の事情から無理そうだし、パスポートの使用期限が迫ってきたので、思い切って一人で行くことを決心。

 

さっそく、適当に近場の旅行代理店に赴き航空券やホテルなどが一緒になったツアーに申し込んだ。

 

 

いまはまだ、家にネットを繋げられていないこともあって全然調べられていないが、少しずつ準備を進めていこうと思う。

 

GWの九州旅行のときも同じようなこといっていた気がするけど…。

 

 

まあ、兎にも角にも念願の初タイである。

一人旅ということもあって少々不安だが、これもまた良い経験となることどろう。

 

旅をしたくらいで人生が変わるとも思えないけれど、多少なりとも知見は広がるはずだ。

 

 

旅行予定は9月の連休。

台風などで天気が荒れないことを祈るばかりだ。

旅行記は近日公開!

 

以上、とりあえず近況の報告って感じ。

山口観光の穴場、回天記念館に行ってみた!

久々に自分の近況を綴ってみようと思う。

最近、GWの記事ばかり書いていたが、この6月中も山口市を起点に色々と観光めぐりをしていた。

 

美祢市防府市や島根の津和野に一人でぶらっと行ったり、伯母と大量の蛍を見に行ったり、先日講習会で知り合った友人と岩国までご飯を食べに行ったり…。

しかし、いちいち記事にしていたら、また面倒くさいので割愛。

 

 

暦は7月に入り、今年もはや下半期に突入。

ブログを始めて今日でちょうど一年になる。

 

その記念というわけでもないが、山口県周南市の大津島という所に行ってきたので、今回はその紀行文を書いていこうと思う。

ガイドブックにもあまり載っていないところなので、ご興味のある方はご一読してもらえると幸いだ。

 

 

徳山港から大津島・馬島港へ

大津島には橋が架かっていないので、船で渡る必要がある。

なので、大津島へのフェリーが出ている徳山港までまずは向かう。

 

回天記念館は大津島の「馬島」というところにあるらしい。

大津島自体、本土からはけっこう距離があるらしく片道40分もかかる。それに応じて、料金も往復1420円と少し高め。

 

甲板に出て久しぶりに潮風を浴びつつ、ささやかな船旅を楽しんだ。

 

 

回天記念館へ

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大津島に着いたのは、11時過ぎ。

回天記念館へは港から徒歩15分ほどで着くらしいので、さっそく向かうことにした。

船で一緒だった家族連れや老人たちと連れ立って、小高い山を登っていく。

 

 

小学校の脇を通り抜けると、山の斜面と塀に挟まれた妙に薄気味悪い道へ。なんだか薄暗い。

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少し歩いて行くと拓けた場所に出て、看板が設置してあった。

 

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今は小学校の敷地になっているそうだが、戦時中にはこの辺りに回天の整備工場や兵舎、出撃用の桟橋があったらしい。

ちなみに、さっきの塀は目隠し用のものらしく、2メートルほどの高さがある。

 

このことから、回天はかなり隠密性の高い作戦だったことが伺える。

 

 

さらにそこから山を登ること約5分。

回天記念館に到着。

 

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記念館へと続く道には特攻で命を散らした者の名前が記された石パネルが整然と並べられており、建物脇には回天やそのエンジンが展示してあった。

 

回天は魚雷を改造したものらしく、操縦性も内部の快適性もかなり劣悪。

こんなものが自分の棺桶になるかと思うと身の毛がよだつ。

 

黒々と光り、禍々しさすら感じさせる回天を後にし記念館へ。

入館料は300円。わりとリーズナブルだ。

 

 

館内では、回天が作成されるに至った経緯や性能などを知ることができ、殉職した者の遺書なども展示されている。

 

内容的にはGWに行った知覧の特攻平和会館と近い。

実際、神風特攻隊と回天は同時期に構想を練られたらしいので、その点においても共通点はある。

 

 

ただ、こちらの記念館はスペース的にもかなりコンパクトなのでスムーズに観ることができる。30分もあれば十分といったところだろうか。

 

しかし、25分の映像資料があったり殉職者の遺品があったりと、展示物自体は充実しているので、ちゃんと観れば一時間は居られる。

 

 

展示品を写真に撮ることはできないが、若い命をかけて国を守ろうとした人たちの肉声や肉筆を目の当たりにすると、思わず切ない気持ちになる。

 

彼らの国に対する責任感の重さは、現代の若者とは違う。

色んな意味で(反面教師としても)見習うべき点があるのだろうと感じた。

 

 

島食堂ひなたで昼食

記念館を出る頃には昼過ぎになっていたので山を下りて、島で唯一の食堂「ひなた」で昼食をとることにした。

 

店はログハウス風で、窓からは海も見えるので雰囲気はけっこう良い。

 

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注文したのは「ぶっかけ島うどん」&セットドリンクの「大津島産スダイダイのスカッシュ」(900円)

 

料理を待っている間、店員さんが水を提供してくれたのだが、なにか匂う。

聞くところによるとミントが入ってるらしい。

自分はミント好きだから別にいいけど、好みは分かれそうだ。

 

 

しばらくして、料理が出てきた。

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うどんはゴマ油ごぼうやニンジンとも絡まって美味しい。

しかし、一番衝撃を受けたのはスカッシュ!

 

大津島の特産らしいスダイダイの酸味と甘味のバランスがすごく美味しい。

柑橘系、最高!

 

うどんの他にカレーもメニューにあって、そっちには隠し味としてスダイダイのジャムが入っているらしい。

1200円、と少し高めだったので今回は諦めたが今度機会があったら食べてみたい。

 

展望台と魚雷見張所跡

回天記念館に行く途中に少し面白そうなところが看板に示されていたので、少し引き返して行ってみることにした。

 

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しかし、それがけっこうハード。

ある程度整備されているとは言え、ほとんど山道。

イノシシが土を掘ったような跡を横目に、ひたすら登山。

 

竹林の中を進むので少し日陰になっているのが救いだが、それでも気温は30度近い。汗が滝のように噴き出してくる。

 

最初の看板から歩くこと約20分、ようやく最初の目的地である展望台に到着した。

…が、取り立てて眺めがいいわけではない。

たしかに周南市街を遠くに眺めることができるが、草木が邪魔して視野は狭いし、謎のモニュメントが立っているだけ。

 

まあ、せっかく登ってきたので写真だけ撮って、次の目的地へ。

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向かったのは、展望台からすぐ近くにある魚雷見張所跡。

 

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うーむ。こちらも何とも言えない感じ。

こういうボロい建物って街中でも結構ある気がする。

こちらも決して眺めがいいわけではないが、戦争の遺構として一見の価値がある…かもしれない。

 

そういえば、ハワイにも似たような見張所跡があった気がする。

比べようもないだろうけど。

 

いい運動になった。

 

 

回天訓練基地跡

山を下りて、再び戦争遺構へ。

こちらは、日本で唯一残っているものらしいので少し期待が膨らむ。

 

基地跡にはトンネルを抜ける必要がある。

回天に乗る訓練兵も、このトンネルを通って訓練発射場である基地まで技術者とともに向かったらしい。

 

 

こちらも怪しげな雰囲気なので「千と千尋の神隠し」みたく、気づいたら異世界に飛ばされそうだ。

 

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トンネル内部は路面以外、当時のままにされているとのこと。けっこう綺麗に掘られている。

 

ただ、トンネル内を歩き回っている巨大フナムシが気持ち悪い。

 

路面は整備されてはいるが、トロッコのレール跡が示されていて、イメージを膨らませることができる。

途中、レールが複線になっている部分があり、その辺りでは説明書きされた写真が展示されていた。

 

 

窮地に追いやられた日本軍は回天の乗員を募集して、1300人もの若者を集めたらしい。

 

それが多いのか少ないのかは分からないが、それだけの若者が日本の未来のために命を託したのだなあと感じた。

 

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トンネルを抜けると、目の前に基地跡が見えてきた。

すると突然、野太い男の声が話しかけてきた。

 

びっくりして辺りを見渡すと、どうやら看板横のスピーカーが解説してくれているらしい。

正直、心臓に悪い。

 

説明を聞きつつ看板を読んで、トンネルを振り返ると、今度は入口が蔦に覆われておりラピュタのような雰囲気。少し風情がある。

 

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スピーカーの説明を聞き終え、基地跡へと足を進める。

基地は海岸から海へせり出しており、まさに砦のようになっている。

 

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辺りの海は綺麗に透き通っており、基地跡は小魚の住処と化している。

 

まさに「国破れて山河あり」って感じだ。

 

ここから訓練兵は回天の操縦スキルを磨くべく、出発して行っていたのだそうだ。訓練中に亡くなった人もいたらしい。

どんな気持ちで訓練に臨んでいたのだろうか。平和ボケした自分には到底想像もつかない。

 

ただフェンスに吊られた千羽鶴を見て、彼らのおかげで今があるのだろうと感じた。

 

 

島を散策

とりあえず島の観光地巡りはこれで完了。

時間はまだ15時なので、せっかくだしブラブラ散策していることにした。

 

 

…しかし、何もない。

家しかない。

 

漁村らしく坂道に所狭しと家が建っているのだが、そこが若干尾道らしいだろうか。路地っぽさとか。

 

猫も地味に多いので、そこも尾道らしさを感じなくもない。

 

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井戸や乱雑に組まれた石垣があるなど、いかにも田舎っぽい街づくりだ。

何もない感じが逆に良いのかもしれない。

 

辺りには、波音と船のエンジン音と、トンビやセミの鳴き始めた声くらいしか聴こえてこない。

無心でボーッとする為には絶好の場所だ。

 

30分ほどウロウロしたが何も見つからず、自分自身そういう思いに行き着いたので、ぼんやり海を眺めることにした。

 

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陽も傾き始め、船の出発時刻が迫ってきた。

16:40発で、それを逃すと一時間待ちだというので、それに乗ることにした。

 

 

乗船券売場のお婆ちゃんと少し話をしてみた。

買出しに行くのも大変そうだ。

週一で本土に出るらしいが、交通費だけでも馬鹿にならない。

 

なんと言っても土産品すらない。

気休め程度にクリアファイルは置いてあったが、その程度。

こう言ってはなんだが、過疎問題は深刻そうだ。

 

 

ちなみに、最後の最後に見つけた観光地が樹齢350年の椿。

林の中に紛れるようにして立っている。

大津島での最後の見納めとして、巨樹に挨拶した。

 

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まとめ

大津島は、平和学習ができるとともに、何もないのんびりとした時間を過ごすのに最適な島だった。

 

おまけ

帰路の途中で、防府天満宮に寄った。

七夕ということで祭りを開催しているとのことだったからだ。

 

どうせ笹が何本か立っているだけだろうと思っていたのだが、想像以上にゴージャスで驚いた。

 

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もう少し日が暮れるとライトアップされるらしいが、カップルやら家族連れやらの興奮に呑まれて、とてもその時間まで待てそうになかったので帰ることにした。

 

来年は、講習会で知り合った友人と来てみてもいいかもしれない。

 

 

ブログを始めて今日で一年。

あれから早かったような長かったような…。

あの頃とは色々と状況が変わっているが、一年後の七夕はどんな自分になっているだろうか。

 

楽しい気分で迎えられていられるよう、星に願いを。

GW九州一周旅行!〈最終日〉

最後の最後で、車の故障に見舞われた昨晩。今日はバスで山口まで帰ることになる。

心なしか後輩くんもテンションが下がってしまっており、有終の美を飾るのは難しそうだ。

 

朝、車が山口に向けてレッカーされて行くのを見届け、福岡天神行きのバスへ自分たちも乗り込んだ。

 

福岡観光!

1.モツ鍋を食す(12:00頃)

1、2時間ほどバスに揺られ、無事福岡へと到着。

自分たちの足で来られなかったのは残念だが、一応は九州一周したことになる。

 

本当なら昨晩の時点で福岡に着いてモツ鍋を食べている予定だったので、後輩くんも自分もいまいちテンションが上がらない。

 

しかし、昼でもモツ鍋を食べられるお店があるということを発見。

少しだけテンションを高めつつ、さっそくモツ鍋専門店を目指した。

 

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これがまたスゴく美味しい。

福岡の食べ物は美味しいと聞いてはいたが、これ程とは。モツ鍋自体は前にも食べたことがあるように思えるが、全然違う。クセになりそうだ。

 

昼飯にしてはかなり豪勢だが、福岡名物を堪能できて2人ともテンションを回復できたようだ。

 

自分たちが食べ終わる頃に、外国人2人組が店内に入ってきた。モツ鍋は外国でも人気らしい。

箸の使い方とかモツ鍋を食べた反応とか観たかったが、食べ終わったのにいつまでも居座ることもできないので店をあとにした。

 

2.福岡天神 散策(13:00〜)

とりあえず家まで戻るべく、山口行きの高速バスをコンビニで予約することにした。

タイミングが悪かったのか後輩くんとは別の便(2便あと)になってしまったので、夕方まで一人で過ごすことになった。

 

そうは言っても、後輩くんが乗る最初の便まで少し時間があったので、1時間ほど一緒に天神周辺を散策することにした。

 

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午前中はお互いテンションが下がりぎみだったが、少しずつ回復し普段通りに会話するようになった。

 

取り立てて珍しいものを見られた訳でもないないが、そういう意味では意義ある時間だったように思う。

最後の最後で、落ち込みながら帰宅なんて嫌だし。

 

 

そんな風に神社や洋館、地下街などを散策していると、ぼちぼちバスの時間が迫ってきたので、バス停へと向かう。

後輩くんとはここで一旦お別れになる。

 

しかし、この1時間で天神周辺の土地勘はある程度得られたので、あと2時間ほどの1人自由行動を楽しみたいと思う。

 

 

高速バスに乗り込んだ後輩くんを見送り、最初に向かったのは激安で食べられる博多ラーメン屋さん。

なんと一杯320円で食べられる。

 

特にお腹が空いているわけでもなかったが、福岡まで来て食べないわけがない。

さっそく店の中に入ってみると、先ほど後輩くんと一緒に通り過ぎたときとは打って変わり、少し空いていた。

 

スタンダードなラーメンの食券を購入し、しばらく待っていると豚骨ラーメンが出てきた。

 

まあ、美味しいのだけど、これといった特長はないように思う。安いからだろうか。

すぐにペロリと平らげ、街へと繰り出すことにした。

 

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向かったのは、アクロス山と名付けられたビル。

せっかく来たのだし、福岡市街でも眺めてみようと思ったからだ。

 

全体像が把握できないのだが、建物の壁は斜めになっていて、1フロアごとにちょっとした庭園が広がっている。

言ってしまえば街の中のオアシスといった感じなのだが、いくら登れど頂上にたどり着けない。蜃気楼みたいだ。

 

思っていた以上にしんどく、汗だくになりつつ15分ほど登っていくとついに屋上へ達した。

 

ものすごく景色が良いというわけでもないが、遠くまで見渡すことはできる。

向こうの方には福岡タワーも薄っすら見える。あれが、スペースゴジラの地球に来たときに使われたわけだな。

 

適当にぶらぶらしてみたものの、すぐ飽きてしまったので下山。

今度はビルに吹き付ける風を感じつつ、ゆっくりと階段を下りた。

 

 

次に向かったのは、貴賓館という名のまたしても洋館。

普段は料金を取るそうなのだが、GWということで無料公開しているらしい。

ラッキー。

 

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そんな風にぶらついているうちに、自分が乗るバスの時間がやってきたので、バス停へ向かう。

 

 

福岡は山口から近そうで遠い。

また来る機会はあるだろうけど、そうそう気軽に訪れることは難しいだろう。

 

九州一周旅行の最後としては少々物悲しい感じがしないでもないが、無事に終えられて良かったように思う。

 

九州最後の地、福岡天神を後にし山口へ向かうバスに乗り込んだ。

 

 

九州一周旅行を終えて

その頃、後輩くんはというと先に山口に着き我がアパートまで徒歩で向かっていたのだが、けっこう距離があったので断念してしまったようだ。

 

そこで、伯母に連絡を取り後輩くんを車で迎えに行ってもらうようお願いした。

借りていた車が故障してしまったことは伝えてあったので、一応心配してくれていたようだ。

 

 

しばらくして、自分が乗るバスも山口へと到着し、伯父が駅まで迎えに来てくれたので、そのまま伯母や後輩くんがいるというビッグボーイへと向かい合流した。

 

 

晴れて九州一周旅行を終えた打ち上げ!といった感じではあったのだが、正直いって自分的にはあまり嬉しくはなかった。

 

車が故障してしまったことは仕方のないことではあるのだけれど、自分たちの力で最後までたどり着けなかったというのが、改めてものすごく悔しく感じてきたのだ。

 

後輩くんは、振り切れたのか、あるいはそんな自分を見て気遣ってくれたのか、最早そんなことはあまり気にしていない様子だったが、自分的には有終の美を飾れなかったなという思いが重くのしかかってきた。

 

結局、自分は誰かに頼らないと何も達成できないのか、と…。

 

 

そうは言っても、旅行の最後の方で車が故障してしまったのは不幸中の幸いと言えよう。これが、序盤の方で壊れていたら泣いて悔しんだことだと思う。

何より事故もなく無事に帰って来られたことは、きっと喜ばしいことなのだろう。

 

 

また一周旅行をしようとは思わないけれど、今度行くとしたら一つ一つの県をじっくり回ってみたいと思う。

 

今回の経験が何の役に立つかは分からない。

しかし、なかなか行けないところには行けたわけだし、結果的には良かったのだろうと思う。

少なくとも車のトラブルの対処法については学べたように感じる。

 

 

いまは一時的に車で旅行することに嫌気が刺しているが、たぶんまた行くだろうし、それはそれとして何かしらの過程にしたいと思う。

 

兎にも角にも、無事に帰れて良かった!

 

 

〈GW九州一周旅行〉…THE END.

GW九州一周珍道中!〈8日目〉

九州一周旅行も終盤。ゴールは近い。

 

今日は長崎を観て回る。

行きたい所はたくさんあって、今日中に回れるかはっきり言って微妙だ。

 

幸い天気はいいので、鹿児島のようなことにはならなさそうだ。

できる限り観て回りたいと思う。

 

長崎観光!

出島(8:00頃)

 

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長崎市街へは6:30には着いてしまったので、まだどの施設も開いておらず、しばらく辺りを散策することになった。

 

街には路面電車が走っており、長崎らしい町並みが広がる。

先ずは一番開館時間の早い出島を観に行くことにした。

 

しかし、なかなか駐車場が見つからない。見つかっても高い。

 

長崎はどうやら車移動するには逆に不便らしい。

ネット検索で安そうな駐車場をしばらく探し、なんとか停めることができた。

 

それでもまだ開館時間には早いので、中華街や出島の周りをうろうろと歩いて時間を潰した。

中華街は神戸や横浜のものと大差ないが、それぞれ規模が違うようだ。

大きい順に横浜、長崎、神戸といった感じだろうか。

 

そうこうしているうちに、開館時間になったので早速入館。

一風変わった橋を渡り出島へと上陸した。

 

出島は、いまや無いと思っていたので入れたのは感動である。実際、一回は埋め立てられたようだが、観光用に作り直されているようだ。

 

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内部には屋敷がいくつも建てられており、その中で様々な展示がされている。

当時の世界地図や発明品、日用品などなど。ついつい見入ってしまい、いちいち時間を食ってしまう。

 

急がないと次の観光地に行けないと頭ではわかっているのだが、足を止めて見たい欲が勝つ…。

 

結局、学びたい欲に負けてしまい、昼前まで出島観光に時間を掛けてしまった。

どうやら長崎にももう一度来ないと行けないらしい。

 

 

佐賀観光!

武雄温泉(15:30頃)

いつまでも長崎にいては先に進めないので、名残惜しいが佐賀へ向けて出発することとなった。こんなんばっかりだな。

 

途中、美味しそうなハンバーグ屋さんやお茶屋さんに立ち寄りつつ遂に佐賀の地へと足を踏み入れた。

 

佐賀での観光は、またも温泉。

佐賀にも吉野ヶ里遺跡をはじめとした魅力的な観光地があるのだろうが、連休自体の終わりが見え始めたいま、あまりゆっくりしてはいられない。

 

後輩くんとの討議の結果、電車ではなかなか来られない場所にある武雄温泉というところに行くことになった。

 

寡聞にして知らない観光地ではあったが、温泉旅館自体が東京駅を作った人によって建てられたものらしい。

また、佐賀で初めて電灯が点けられた場所とのことなので、佐賀における明治時代幕開けの地だと言える場所だ。

 

施設のなかには開館当時使用されていた浴槽が展示されており、歴史を感じることができる。

 

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旅館が建てられる以前から温泉自体の人気もあったらしく、伊達政宗吉田松陰宮本武蔵といった錚々たる面子が来ていたのだそうだ。しかも、シーボルトまで来ているという。

 

その人気ぶりを証明するかのように、豊臣秀吉が定めた掟書も展示されており、かなり栄えていたようだ。

 

 

温泉に入ってみると、少し熱いが木で組まれた屋敷も相まって落ち着いた雰囲気だ。

明日には山口へと帰るので、ここがおそらく九州で入れる最後の温泉になるだろう。

最後の最後で、歴史上の有名人も愛した温泉に入れて良かった。

 

 

8日目の終わりに。

今日、観光できた所はあまりに少なかったが、色々と勉強になったので結果的に良かったと思う。浅く広くもいいが、一つの場所に留まって深掘りしてみるのもありだ。

 

あとは山口に向けて帰るのみ。

今度は東に進路を向け、最後の目的地福岡を目指すことにした。

 

車は福岡へと繋がる峠を越えるべく道路を突き進んでいく。

 

 

そのとき、後ろから煽ってくる車を発見。

こちらも負けじとアクセルを踏み込んで一気に坂を駆け上がっていく…と思いきや何か車の調子がおかしい。

 

いつのまにかエンジンランプが点灯し、アクセルを踏むと車ががたがたと震える。…嫌な予感。

 

ひとまず、近場にいた地元の住民に自動車整備工場を教えてもらい、ヒヤヒヤしながらそこへ緊急避難することに。

 

しかし、まさかの閉店中。GW中はどこに整備工場もお休みしているとのこと。

旅の最後の最後で詰んだ。ここまで来てトラブル続きとは泣けてくる。

 

偶然出会った地元のおばあちゃんに相談するも、手立てが見つからず困り果てていたが、後輩くんの入っている保険会が使えそうなだということなので藁にもすがる思いで連絡。

なんとか30分ほどで来てくれることになった。良かったー。

 

しかし、既に夜は遅い。

いまから山口まで牽引してもらうのは無理そうなので、近くのコンビニで一夜を明かすこととなった。

明日はバスか電車で山口まで帰らなければならない。

せっかくここまで来たが、あと少しのところで一周を達成することはできなさそうだ。

明日がどんな1日になるか非常に不安だが、考えても仕方がないので、それらを一旦頭から退け眠りについた。

 

 

TO BE CONTINUED…