ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

令和最初の夏の終わりに。

明日から9月。

令和になって最初の夏が終わる。

 

今年の夏は7月下旬まで雨が降り、お盆が明けて以降も今度は秋雨前線の影響で雨が降り…と、なんだか短かったような気がする。

逆に言えば、暑さに悶える期間が少なかったわけでもあるが、少し寂しい気もする。

 

 

KDDIパラボラ館に行ってみた。

今年の夏、最後の今日は山口市仁保町にあるKDDIパラボラ館に行った。

入館は無料で、電波通信について学ぶことができるというので、前々から気になっていたところだ。

 

周りには高い建物はなく(というか建物自体あまりない。田んぼだらけである。)、遠くからでもパラボラを見つけることができた。

 

 

見学者用に設けられた駐車場に車を停め受付に向かうと、パラボラ館のパンフレットとともに何か記念品をもらった。

 

どうやら、今年2019年はこの施設ができて50周年目らしい。もらったのはメモ帳。

ラッキー!ありがたく使わせてもらおう。

 

 

中に入ると、通信衛星打上げロケットの模型がお出迎え。

ボタンがいくつかあって、押すと光ったり頭の部分が開いたりする。

後から来た子供たちにむちゃくちゃにボタンを押されていて、なんだか忙しそうだった。

 

 

奥へ進むと、電波通信の歴史や仕組みなどを学べるパネルや映像が展示されていた。

パラボラ館自体は、子ども向けではあるが大人でも知らないことを学べるようだ。

 

 

一応、まだ夏休みなので子どもが多いかと思ったが、意外と少ない。宿題の追い込みでもしているのだろうか。

子ども用にタッチパネル式の映像教材があったので、子どもがいない事をいいことに少しやってみることにした。

 

分かるには分かるのだが、簡単な説明すぎて逆に分かりづらいみたいな印象を受けた。

まあ、取っ掛かりとしてはこれくらいで良いのかもしれない。

 

 

電波通信には、海底ケーブルと通信衛星の2つで賄っているということも知ることができた。

何となくでしか知らないことを知れたのは良かったと思う。

 

 

ここの施設に設けられているパラボラは、中国地区最大のもので日本では4番目に大きいのだそうだ。

 

なぜそんなものが、こんな田舎にあるのかというと、山口は災害が比較的少なく、辺りも高い建物などによる電波干渉が少ないからなのだという。

もしろ田舎だからこそ設置されたと言えるだろう。

 

展示物は英語も併記されていて、

「こんなところに外国人は来んやろ」

と思っていたのだが、実際に見学しに来ている人がいたので驚いた。

 

 

とにかく、普段何気なく使っている通信が色々な苦労の末に成り立っているということを知ることができた。

 

無料のわりには充実した博物館だという印象を受けた。

 

 

今年も夏が終わる。

今年は体感的に夏が短かったこともあって、例年以上に物悲しい気持ちになる。

 

昼間こそ辛うじてまだセミの鳴き声が聞こえるが、夜にもなると秋虫の声が辺りを包む。

 

 

お盆の賑やかさを知ってる分、一人で過ごす夜はより寂しく感じる。

 

孤独は確実に精神を蝕んでいく。

そろそろ気のおけない友人でも作らないと、これから寒くなる冬に向けて寂しさで死んでしまうかも知れない。

けど、人見知りだしなぁ。

 

 

とりあえずはタイ旅行に向けて準備する必要がある。

何だかんだ言って、あと1ヶ月もない。

期待と不安でいっぱいである。