ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

帰郷の途にて〜いざ地元へ〜

昨夜から日本の上空にマイナス二桁台の大寒波が押し寄せており、その影響で山口でも雪が降り積もっている。

今年は暖冬らしいが、さすがの今日はよく冷えている。

 

山口に来てからの3週間、雪どころか雨すらろくに降らないような穏やかな天気が続いていたのに、今日に限って芳しくない。

その上、昼過ぎには熊本の方で震度5弱地震が起きたという。自分にとっては、ほとんど影響が及んでこないとはいえ、あえて今日揺れたことを考えると何だか複雑な思いを抱いてしまう。

 

 

何故にそれほど今日にこだわっているのかというと、久しぶりに地元に帰ることになったからである。

 

国民保険や市民税などの手続きのためにどうしても今月中には地元に戻る必要があった。

いまは、帰りの新幹線の中でこの記事を書いている。

 

 

はっきり言って、今後どうするかを決め切れていない。結論から言うと、叔父のところで働くというのは悪くないと感じた。給料面では少し苦しいところがあるものの、移り住んだ場合でも叔父たちが色々と支援してくれるらしいし、仕事に関しても悪くない条件だという印象を受けた。

 

しかし、今までの生活を捨てて山口に移り住む覚悟ができないのも事実だ。

やはり友達を失うことが恐ろしく思えてしまう部分がある。

 

ネットなどを見ても、社会人になれば自然と友人との縁は薄れていくものらしい。だから、たとえ地元に居続けたとしても縁遠くなってしまう運命なのかもしれない。

 

その上、普段から頻繁に会っているわけでもないことを考えると、会う約束をしたときにだけ地元に戻れば良いのだから、どこに住もうがあまり関係ないとも思う。

気軽には会えなくなるかもしれないが。

 

 

ただ単に、一人暮らしをする勇気がでないだけの意気地無しだとも言えるだろう。

 

一人暮らし自体は一回はしてみたいと思う。ただ、やはり今まで過ごしてきた地元から遠く離れるというのは、どうにも抵抗があるものだ。

 

せめて一昨年なら覚悟しやすかった可能性はある。前の職場から逃げたい欲求も相まって、一人暮らししたい欲が高まっていたからだ。しかし、今は改めて地元の友達と遊ぶことの楽しさに気づいてしまったので、いまいち踏ん切りがつかない。

 

とりあえず考えたのは、これからバイトでもいいから関西で仕事をして、ある程度時間が経っても叔父たちが歓迎してくれるようなら、山口に移り住もうかという案である。

 

しかし、そんな中途半端なことが果たして許されるかどうかは分からない。

 

そもそも、そういう考えのもと前の職場を去り、結局何もしないニートになってしまったわけだ。

伯父のもとで働くという、このたった3週間の期間だけでも様々なことを思い悩み、人間関係に不安を抱いた事実もある。

 

親戚という素性の知れた人とも距離感は測りかねているのに、またも地元で就職して見ず知らずの人間と新たに良好な関係を築き上げることなど出来るだろうか。

はっきり言って、そんなことができる気がしない。

 

一方で、いままで曲がりなりにも抱いてきた「ライターになりたい」という自分の夢を、無視したくないという気持ちもある。

 

「学生時代にもっと旅行に行っておけば良かった」

「もっと様々な仕事を経験すれば良かった」

今回、従兄弟が「今の職に就くまでにしておけば良かった」と少し後悔していることを2つ聞いた。

 

叔父の職場でもホームページ作成はできそうだが、どうしても独学になってしまうし片手間に過ぎない。ちゃんとライティング技術を学びたいという思いは叶えられそうにない。

 

だから後で悔いの残らないよう、ひとまずちゃんとライターとして働いてみたいと思う。

 

ただし、今そう考えているだけだから、明日になったらまた考えが変わっているかも知れない。

 

 

そうこうしているうちに地元付近まで戻ってきた。とりあえず、親に今回のことを話してじっくり考えてみようと思う。

 

今日は本当によく冷える。