ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

台湾の友達に会ってきた。

令和になって初の天皇誕生日

2月下旬の連休に台湾に行ってきた。

 

コロナウイルスの件もあり家族には反対されたが、日本でも感染が拡大しつつあることを考えると、もはやどこにいても一緒だろう。

パスポートの有効期限が切れる前にもう1カ国行きたかったし、久しぶりに台湾の友達に会いたくなったので強行した。

 

もちろん感染は怖いから、小まめな手洗いとマスクは心がけた。

 

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台湾旅行初日 2/22

台湾に着いたのは昼過ぎ。

さすがに空港も機内も閑散気味で、入国時には少し厳しめな検疫があった。

 

2時間後に九份へのオプションツアー参加を予定しているので足早に空港を出る。

2017年に開業したという桃園空港線の電車に乗り、さっそく台北へ向かった。

前に来たとき(2015年)と比べると、かなり便利になってるように思う。実に4年半ぶりの台湾だ。

 

車窓から外を眺めると、なんとなく日本とは違う独特の色使いをした建物が多い気がする。

しかし、パッと見ではほとんど日本と変わらない。車が日本とは逆の車線を走っているのを見て海外に来たなーって思う。

 

 

台北駅へは快速に乗ったので40分ほどで到着。

駅構内は広くややこしいので、事前に調べていた経路を思い出しつつツアーの集合場所へと急ぐ。調べてなかったらマジで死んでたと思う。

 

途中、変な像を見つけた。変態にしか見えない。

おそらく台北駅の待ち合わせ場所的ポジションを担っているのだろう。

 

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九份に行ってみた。

無事に集合場所に到着し、他のツアー客と合流する。

といっても、自分以外の参加者はたったの4人。うち1人は現れず。迷子かな。

 

事前にツアー会社に連絡をとった際、たしか10人近くはいると言っていたはずだが、コロナウイルスのせいで減ってしまったのだろうか。

何にせよツアーは2名以上でないと遂行はできなかったので、参加してくれた3人には感謝である。ちなみに、その3人は家族で来ていた。

ある意味、勇気がある。

 

現地ツアーガイドの運転する車で約1時間ほど走り、九份へとたどり着いた。

天候はあいにくの雨。

足下をぐしょぐしょに濡らしながら、提灯が赤く灯り始めた堅崎路の階段を登っていく。

 

その筋にはガイドブックに載っているような九份の看板とも言える景色が広がっている。

かの有名な阿妹茶樓もご覧の通り。

 

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九份では芋円という名のスイーツが有名らしいので、ひとまず階段を登りきり阿柑姨芋円という店を訪れた。

簡単な日本語が通じるのでさっそく冷たい芋円を注文し、店の奥にある展望席へ。

 

雨のせいで辺りは霞んでいるが、景色は悪くない。

階段を登っている最中にツアー参加の3人とははぐれてしまったので、1人で席につき芋円を食べる。…別にいいんだけどね。

 

芋円自体は白玉みたいな感じだ。

温かいのを選んでいたら、ほぼお汁粉じゃないかと思う。でも、けっこう美味しい。

 

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しばらく休憩したあと、店を出て散策再開。

昔、九份は金鉱山として栄えていたらしく、鉱山にまつわる建物も散見される。

ジブリ作品の舞台に似ていることから、店先にはそれ関連のグッズも多い。

 

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ますます雨は強くなり靴もずぶ濡れだが、折角来たので根気よく探索を続ける。

今度は肉円というものを食べることにした。

 

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パクチーだろうか。

独特の香りのする葉っぱが上に乗っていることもあり、和食にはないパンチのある味だ。

食感はもにゅもにゅしてて、ニラまんじゅうにも似ている。THE中華って感じ。

 

そうこうしているうちに夜は更け、提灯の灯る街並みの雰囲気は良い。ただ、雨は台風なみに降っている。

 

細い路地に様々な雑貨や建物が並び、コロナウイルスでひと数は減っているとはいえ、そこそこの賑わいを見せている。

たまにその路地を、ゴミ収集車がねじ込むように走ってくる。これも、ある意味では九份名物なのかもしれない。

 

九份はお茶も有名らしいので、店員さんが試飲で勧めてくれたものをすすりながらブラブラした。

 

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2時間ほど街を練り歩き、ツアーの集合場所へ。

途中途中で写真を撮りながら、夜景を楽しんだ。

 

士林夜市で食べ歩き。

車に揺られ再び台北付近に戻ってきた。

台北で一番大きいという夜市、士林夜市で下車しひとり食べ歩きをすることにした。

こちらでは雨は殆ど降っていないらしい。

 

市場には食べ物だけでなく雑貨も豊富。

なかばお祭り騒ぎのようにも思える。

店員も日本人慣れしているので日本語でバンバン話しかけてくるし、あまりの店の多さに疲れてしまったので、途中で見つけた日本人用の休憩所を謳う店に一時避難した。

 

そこにいた店員さんや、春休みを利用して台湾一周をしたという大学生と会話をし情報収集。

士林夜市で美味しいと話題の食べ物やお店を教えてもらった。

 

やはり異国の地で同郷の人間と会えるのは安心する。

情報代としてコーラを注文して、しばらく休んだあと再び市場へと駆り出した。

 

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まず食べたのが、胡椒餅

小さい屋台で、おばちゃんが売っていた。見た目はゴマが振ってありハンバーガーのようだ。

 

いざ食べてみると、かたっ!

フランスパン並に堅い。冷めてるのかな。

中には、何とも形容しがたい味がする肉系の餡が詰まっている。胡椒が入っているせいか後からピリッとした辛さがある。

 

美味しいかどうかでいうと正直微妙。

でも、不味くはない。

屋台で食べるファーストフードだ。

 

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次に食べたのは鶏排。

いつも長い行列のできるフライドチキン屋さんとのことだ。

 

先ほどの休憩所で会った店員さん曰く、ここのチキンは揚げた後に焼いているので余分な油が落ちて美味しいらしい。

 

10人ほどの行列ができていたので、そこに並んでチキンをゲット。顔くらいの大きさがある。

 

辛いかと思ったが、予想に反してけっこう甘い。唐辛子が少し掛かっているが、それでもまあまあ甘めの味付けだ。

 

んー、これが行列のできるフライドチキンか…。

残念ながら、その良さは分からないままチキンを口の中にねじ込んだ。

少し胸焼けした。

 

 

次に食べたのは線麺。

口をさっぱりさせるべく、汁系のものを食べることにした。

 

10歳前後の女の子が接客してくれた。

その子の親と思われる店員さんかよそってくれた線麺を手に、店の奥の席に座る。

 

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麺は線麺という名前だけあって、かなり細めだ。乳麺みたいな感じ?

 

スープを飲んでみると、出汁が効いている。聞いた通りだ。

 

聞いた通りなのだけど、あまりに鰹節が主張しすぎている気がする。

出汁が恋しい日本人向けではあるが、ここまで濃いのは…。でも、まあ今まで食べた中では口に合う方かな。

 

 

店内に設置されたテレビを観るとクレヨンしんちゃんが放送されていた。

話には聞いていたが、本当に日本の声優さんの声とそっくりだ。台湾って本当に日本の文化を取り入れすぎやろ。

 

中国語なので何を話しているかは分からないけど、しんちゃんたちの映像は観ているだけで楽しかった。

 

 

時刻は22時。明日は台湾の友人に会う予定なので、そろそろホテルに向かうことにした。

 

店員さんに軽くお礼を言って、夜市を離れる。ほんと賑やかな街だなあ。

 

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泊まるホテルは台北駅近くのドミトリー。

電車で台北駅まで戻り、ほとんど単語の英語を駆使しつつチェックインした。

 

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けっこうオシャレなホテルで悪くない。

去年タイに行ったときは一人部屋で少し寂しい思いをしたが、今回は相部屋なのでその点は心強い。

 

一方で、ある程度プライベートは守られているし、自分専用の鍵付きロッカーもあるのでセキュリティ面も安心。

部屋にあるシャワーを浴び、ベッドで明日の予定を確認しつつ寝ることにした。

 

 

続く