ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

人生初のキャンプファイアー

梅雨には入ったものの、ここ数日ピーカン照りが続き昼間はかなり暑い。

しばらくは夏場が続きそうだ。

 

2、3週間前まで家の近所の小川をちらほら飛んでいたホタルも、今日観に行ったら1匹も飛んでいなかった。

気温的にはもう夏だ。

 

キャンプファイアーに参加した。

去る先週のこと、とある人にキャンプファイアーに誘われた。

 

ことの発端は、3月ごろにFさん(ジモティで知り合った人)に誘われて、農村開拓のボランティアに参加したことに始まる。

主催者は家族4人で山や古民家を整備しており、外国人などを呼んで農村体験をしてもらいつつ、ボランティアを募っているとのことだった。

 

そのときは、植樹を手伝っただけだったのだが、その家族の大黒柱である「ヒロさん」に何故か気に入られて、その後も何度かお呼ばれすることがあった。

 

ちなみに、Fさんは昨年に引き続き4月頃から再び音信不通になった。

なんだろう…春になったら姿をくらます病気なのだろうか。不安定な人である。

 

 

閑話休題

5月も末に迫った先週、キャンプファイアーのお誘いがヒロさんから来た。

 

思えば自分の人生でキャンプファイアーなんてしたことがない。

自然学校で一度チャンスはあったものの、雨天で中止になってしまい後にも先にもやらずじまい。

 

キャンプファイアーなんてパリピ感満載のイベントだ。

今後も参加することはないだろうなと思っていたなかで誘われた以上、行く以外の選択肢はない。

人生初のキャンプファイアーに臨むべく嬉々として車を走らせた。

 

キャンプファイアーとはいかに。

到着してみて唖然。

キャンプファイアーとは言ったものの、ただのデカい焚き火だった。

 

あれ、キャンプファイアーってジェンガみたいに丸太を組んで周囲をドンドコ踊るのをイメージしてたんだけど…。

あの整然と組まれた造形物はフィクションの世界にしかないものなのか…??

 

少し残念に思いつつ、キャンプファイアー開始。

食べ物もスーパーの惣菜という、思っていた以上に質素なキャンプファイアーが始まった。

 

しかし、久しぶりに誰かと一緒に過ごすのも悪くはない。

そのうち手持ち花火も出てきて、若干テンションが上がってきた。

ヒロさんの子どもたちも楽しそうだ。

 

最初こそ人見知りが発動していたものの、歳の近い人たちもいたので彼らと談笑するうちに楽しい時間を過ごすことができた。

火を見ていると自然と心の扉も開いていくものなのかもしれない。

気付けば夜は更け、時計の針は深夜2時を回っていた。

 

ドライブデートをすることに。

ヒロさんたちがテントを用意してくれていたので、その日はそこで泊まり、翌朝から農地開拓の手伝いをすることになった。

 

手伝いと言っても半分お遊びみたいなもの。

昨日のキャンプファイアーという名の焚火の周りにベンチを作るというので基礎となる杭を打っただけである。

 

しかし、時間が経つにつれて日差しが強くなり、汗が止まらなくなった。

こんなに身体を動かしたのは久しぶりかもしれない。

 

そうこうしているうちに昼休み。

適当に食事を摂って、その後もスローペースで作業を続けた。

 

作業中、少し歳下の女の子と話す機会があった。

その子はどうやら東京から来たらしく、仕事を辞めてボランティアをしつつ全国を転々としているとのことだった。

そんな生活、少し憧れてしまう。

久しぶりに同世代の女子と会話をした。

 

 

15時くらいを過ぎて、気温はさらに上昇。少し休憩することになった。

 

そのとき、ヒロさんが用事があるから出掛けると話しかけてきた。

先ほどの女の子は、ヒロさんの家に住み込みでボランティア活動をしているのだが、帰りが遅くなるので夕食を一緒に取ってきてほしいとのことだった。

 

急遽ドライブデートのチャンス到来‼︎

 

簡単に準備を整え、どこに食べに行こうか話し合うことに。

その結果、サラダ専門店に行くことが決まった。

前に知り合いからサラダ専門店について聞いて興味があったので、そこを提案してみたら賛同を得られたからだ。

 

 

サラダ専門店は隣町にある。

自分が運転する車で移動中、しばし歓談。

彼女が今までボランティアで訪れた場所の話を聞いたり、よく訪れるという美術館の話を聞いたりした。

 

そうこうしているうちに店に到着。

意外とオシャレな店だ。男1人では到底来れそうもない。

店に来るチャンスをくれた彼女に感謝である。

 

彼女はイタリア人の父親を持つハーフらしく、目鼻立ちが整っており日本人離れした顔立ち。

そんな美人との食事は、つい心が弾む。

一方で、緊張してしまうかと思いきや、割と自然と会話をすることができた。

 

自分もだいぶ女の子慣れしてきたのかなーなどと思いつつ、相手の子がコミュ力高いだけなのでは、などと思ったりもした。

 

何にしても、その店のサラダはオシャレかつ美味しく、彼女も喜んでくれたようだ。

よかったよかった。

 

その後、彼女をヒロさんの家まで送り届け、帰路に着くことにした。

連絡先は聞かなかった。

なんだかんだ言っても会うことは、もうないだろうし。

 

そんなだから、彼女がいつまで経ってもできないのかもしれないけど、脈なしの連絡先聞いてもなーって気もする。

 

でも、久しぶりにかわいい女の子と話せただけでも眼福みたいなものだ。

…我ながら、言い方キモいな笑

 

何にせよ、体を動かしたあとの食事は何を食べても美味しい。

ハーフ美女と食事を共にしたという調味料も相まって、サラダはほんのり甘酸っぱく感じた。