ゆとり世代のボッチが送るお気楽生活日記。

ぼっちの気まぐれ紀行

ゆとり世代のコミュ症が綴るお気楽日記

納豆とお酢が意外に合う話。

【7/12朝礼ネタ】

先日、インスタを見てると「納豆と一緒に食べると美味しいもの」という記事を見つけた。

自分は納豆が好きで、毎日のように食べているので早速チェックしてみることにした。

 

その投稿記事で、紹介されていたのは納豆に混ぜると美味しいもの。

キムチや玉子、メカブなどなど。

そこで紹介されているものの多くは、自分ですでに試していたり、あるいはまだ食べたことはないけど確かに美味しそうだなと思えるものだった。

 

しかし、唯一「これはないやろ」と思うものが紹介されていた。

それがお酢

納豆とお酢が合うとは到底思えなかった。

 

そんな思いを抱きつつ投稿を読み進めていくと、驚くことに「お酢が一番オススメ」と書いてあった。

一番ナイと思ったものが、一番オススメというのも皮肉なものだ。

とはいえ、そこまで言われると逆に試してみたい気もする。

 

よって、試してみることにした。

いきなりお酢をぶっかけるのも怖いので、まずは納豆に付いてくるダシ醤油に少し混ぜてみる。

 

・・・意外と美味しい。

最初は「ん?」って思う部分があるものの、こういう味だと思えば悪くない。

むしろ、味にアクセントがついてよいかもしれない。

 

 

これを機に感じたこと。

先入観や偏見で行動を起こさないのは勿体ない。

やはり、常識に囚われすぎると行動に移しづらいものだ。

そうなると、新たな発見をすることもない。

 

 

ちょうどTVでアサヒ飲料を特集している番組を視聴した。

設立以来の苦難をいくつか取り上げていたが、最近でも危機的状況があったらしい。

言わずもがなコロナショックである。

業務用ビールの売上ががくんと落ちたという。

 

そこで、発想の逆転。

お客がお店でビールを飲めない分、家でそれを疑似的に体験できるように「生ジョッキ缶

」というものを発売。

発売休止になるほど大ヒットしたのだそうだ。

 

普段あまりビールを飲まないので知らなかったのだが、缶ビールは泡を出さないのが業界内の常識らしい。

これは噴きこぼれを防ぐもので、泡を発生されることはタブーとされる。

 

しかし、今は店のジョッキでグビグビっとビールを飲みたいという世間のニーズがある。

そこに目をつけて泡の出る缶ビールを開発したという。

 

まさに発想の転換

しかも、それを開発したのが「ビール開発部門」ではなく、5人しか所属していない「缶の開発部門」だというから驚きである。

固定観念に縛られていないからこそ、思い浮かんだのかもしれない。

 

ニーズさえマッチすれば、常識なんてすぐに変わるということの証左である。

 

なんにせよ、価値観や常識に囚われすぎるのも良くない。

周りと同じことをしているだけでは、差別化できない。

最近、マーケティングを学んでいるのだが、そこにも同じことが言われている。

 

そして、それは個々人においても同様。

他人と違うからこそ魅力的だし、話していて面白い。なにより味が出る。

他人とは異なる、面白いことを見つけてどんどん挑戦することで、より充実した人生を送っていきたいものだと感じた。

 

 

ちなみに、最初の納豆の話に戻るが、インスタ記事には続きがあって「お酢だけを納豆にかけて食べるのもオススメ」と書かれていた。

後日そっちも試してみた。

が、残念ながらあまり口に合わなかった。

やはりダシがほしい・・・。

2、3口だけお酢納豆を食べて、あとはダシ醤油を加えて混ぜて食べた。

 

なにごとも程々が一番、という教訓も得られた。